スペインで人気の白い家の町ミハス & グラナダ
私も、それなりに下調べをして来たつもりだったんですけど、想定外の事が起きると前に進めず立ち往生。
ロンダの駅とバスセンターを往復して必死に情報収集するんだけど、ロンダくらいの小さな町だと、英語もなかなか通じず本当~に困った状況に。
なんとか、ロンダからマラガ行きのバスに乗って移動できそうだ!って情報を得て、マラガに到着したのは良いけれど、ミハス行きのバスはこれまた1日数本。
次の便は、4時間後。時間が無駄に過ぎてゆく…。
何とかマラガで暇をつぶしてようやくミハス行きのバスに乗り込む私達。
マラガ→ミハス間の所要時間は2時間弱で約2ユーロ(安い!)。
私、ミハスの町については「白い家が立ち並ぶ美しい村」と言う大雑把な情報しか持っておりませんで、位置的なものもあまり把握していなかったんです。
地図で見ると、海にも近いようなので海岸線にあるのかな?と思っていたら、バスはどんどん丘を登り、クネクネの山道を登り・・。
ミハスって丘の上にあるんですね、知らなかった。
ミハスからの展望↑遥か遠くにCosta del solの海岸線とマルベラの街が見えます。
ミハスに到着し、荷物をゴロゴロ引きずってホテルにチェックイン。
本日のお宿は、ペンションみたいに小さなホテル『El escudo de Mijas』。
こちらも、Booking.com のサイトで口コミを参考にして予約を入れました。
闘牛場のすぐ近くにあるお宿で、1泊ダブルルーム朝食なし70ユーロ。
ミハスは、リゾート観光地ですもんね。
ホテルも全体的にちょっと高目です。
お部屋は、シンプルだけどなかなか良い感じ。
写真を撮り忘れたんだけど、バスルームが可愛くて素敵でした。
夕食を取ろうと夜のミハスをお散歩。
レストランやBarは旅行客ですごく賑わっていました。
ミハスのレストランの方もホテルの方もすごく綺麗な英語を話すのでちょっと驚き。
翌日、小さな村をお散歩。ミハスの闘牛場↓
ミハスの白い家々↓
ミハスには、特に観光するような所はないんだけど、「Casa museo」と言うミハスの昔の暮らしぶりを紹介した小さなミュージアムがあります(入場無料)。
パティオが素敵でした。ミハスに行かれた際はぜひ除いてみて下さいね。
おすすめ。
この小さな村ミハス。日本人観光客を乗せた大きなバスが3台くらい停まっていて、
駆け足で村の中を周る日本人観光客の皆様を結構お見かけしました。
小さな白いこの村は、女心をくすぐる可愛さがあるんだけど、うちの主人にはあまり伝わらなかった様子。
「ミハス、かわいい村だったね」と言った私に、「ロバしか見るものないじゃん!」と、Fabcino。
ミハス名物ロバのタクシー↓
ちゃんとおでこにナンバープレートがついてます。
可愛いんだけどロバさん達皆目がうつろ。
さて、またまたマラガにバスで戻り、この日の内にグラナダへ向かいます。
白い家で有名なMijas(ミハス)から、13:40のバスに乗り再びバスでマラガへ戻り、
16:00マラガからグラナダへ。マラガ→グラナダ間のバスは本数も多く、1時間に1本くらい約10ユーロ(適当な情報でごめんなさい)。
グラナダのバスターミナルに到着。
ここは…グラナダのどの辺り??
インフォメーションに並んで、現在地とグラナダの中心部へのアクセス方法を確認。
このバスターミナルは、中心地(グラナダの大聖堂周辺)からバスで20分ほどの距離
にあって、No.3かNo.33のバスに乗ると中心地まで行けます。
バスの運賃は1.2ユーロ。
スペインは、イタリアと違ってバスの中でチケットが買えるので有難いですね。
イタリアは、バスに乗る前にタバコ屋さん等でバスのチケットを購入してから乗るシステムなので、とっても不便。まぁ、イタリアが珍しいんでしょうけど、イタリア人のFabcinoは「チケットは?バスのチケットはどこで買うの~??」と、いつもバスに
乗る前は心配で気が気じゃないみたいですね。
さて、本日から2泊のグラナダのホテルはこちら『Hotel posada del Toro』↓
大聖堂前のバス停から徒歩3分。
すごくコストパフォーマンスの高いホテルでした。
小さなバルコニーに出ると、スペインらしいパティオが見下ろせます。
バスルームにはバスタブはないけど、ちょっと豪華なシャワーでサウナやジェット付き。
このホテルも、Booking.com の口コミでとても評価が高かったので予約。
朝食付ダブル1泊53ユーロ!!
このホテル、とっても満足度が高くておススメです。
でも、次回グラナダに行く機会があったら、私はこのアパートメントにも泊まってみたい♪
パテオが素敵でお部屋もとっても良い感じにスペインっぽい💛
これで1泊70€。ロケーションも宿泊者の評価もGood♪
さて、ホテル到着の頃には既に夜の7時でしたが、夏のスペインの夜はこれから。
まだまだ外も明るいし、夕食も兼ねて散歩に出ます。
ヌエバ広場を通り、ダロ川に添って歩くと、アルハンブラ宮殿が下から見上げられる広場に到着。
今夜の夕食は、ちょっとリッチにスペイン料理の代表パエリアを頂きたいと思っていた私。
この広場に面した『Ruta del azafran』を8時半に予約しました。
食事までまだ時間があったので、周辺をお散歩。
治安も良く、そぞろ歩きが楽しい♪(写真↑)
再びレストランに戻って、アルハンブラが見える窓側の席でお食事です。
モダンなインテリアでお洒落なレストラン。私は、夏のスペインで人気のメニューガスパチョ(冷たいトマトスープ)を、Fabcinoは海老とサーモンののったアボガドムースのカクテルを前菜に、パエリアを注文。このレストランのガスパチョ、すごーく美味しかったです!!
そして、待望のパエリアとご対~面。
でもね、私、すんごく楽しみにしていたはずのパエリアがあまり食べれなかったんです。
ガスパチョでお腹が一杯になってしまったのもあるんですけど、こちらのパエリア、味が濃くて・・。
正直、魚貝類の味が強いのと塩っぱいのであまり喉を通ってくれません。
Fabcinoも「Makicinaの作るパエリアの方が美味しい」なんて言うくらいですから。
このレストラン、Tripadviserの口コミで高評価だったんですけどね。
ん~、本場のパエリアってこんな味なんだろうか・・・と、納得行かない私。
残念無念。
夕食を済ませて夜中にホテルへ歩いて戻ったのですが、さすがスペイン、日本で言えば
まだまだ夜の9時頃の賑わいです。
子供連れの家族も食事してるし、スペインの夜は長いな~と、改めて実感します。
翌日は、お昼前にホテルを出て、大聖堂へ。
入り口の所で、ローズマリーの小枝を差し出すちょっと小太りのおばちゃん達3人グループがおりまして、Fabcinoが「ジプシーだよ、受け取っては駄目」とささやきます。
この方、20年程前にひとりでスペイン旅行した際に、同じように差し出された小さな花を受け取り、ジプシーに囲まれ、「小銭をめぐんで」とせがまれ、間抜けなことにお財布からお札を抜き取られた・・と言う経験があるんだそうです。
遠巻きに見ていたら、韓国人の女の子が差し出されたローズマリーを受け取ってしまい、「3ユーロ出しな!!!」と、おばさんにすごまれておりました。
お~、こわっ
大聖堂の中はとっても立派でしたが…あれ?写真撮らなかったんだっけ?
大聖堂を後にして、グラナダの中でも最も古いアルバイシン地区を目指して坂を上ります。
以前はこのアルバイシン地区がグラナダの中心で、王の居城があったそうで城壁も残っています。
でも、落書きがすごいですね・・・。
このアルバイシン地区は、アルハンブラ宮殿の反対側に位置していて、宮殿を眺める
ベストポイントがあるんです。
サン・ニコラス教会の展望台では、たくさんの観光客がここから見える美しいアルハンブラ宮殿の姿を楽しんでいました。
私達も2時間くらい夕暮れから夜のライトアップまで、光の加減で変わるアルハンブラ宮殿の美しい姿を堪能しました。
明日は、いよいよアルハンブラ宮殿内に入ります♪
※訳あって2つの記事をひとつのページにしちゃったので、記事が長くなってしまいました。読みにくくて申し訳ない。