セビリア 2泊3日
コルドバ15:30発のセビリア行きのバス(1人10.36ユーロ)でセビリアへ。
何気なく目に入った温度計が示した温度は43度! !まじで?!
恐る恐る降り立ったセビリア・・・「あっつい」。
こんな暑さの中、宿泊先を探してウロウロしていたら、暑さに弱い私は熱中症にやられてしまうので、ここは贅沢にタクシーで移動。
本日の宿泊先『La casa del pozo santo』は、ホテルではなくてアパートメントなんですが、口コミを読んだ限り自力で見つけるのは難しいらしいんです。
実際、タクシーの運転手さんもアパートメントを見つけられず、私達は近くで下ろしてもらって、自分達で探しました。
こちらが、本日の宿泊先↓
キッチンには、大きな冷蔵庫、食器洗浄器、乾燥機付き洗濯機がついていて、自分で調理もできるように色々揃っています。
リビングも素敵。ベットルームはちょっと小さめ。1泊65ユーロ。
ここも、やっぱりBooking.com のサイトで見つけて予約。
セビリアには、たくさんアパートメントがあるんですけど、管理人さんは常時いないので、到着前に電話して何時にアパートメントに着けるのか知らせなくてはいけなかったり、チェックアウトの時は自分でゴミ出ししたり、ホテルに比べれば面倒と言えば面倒なこともありますが、スペインにちょっと住んだような気分が味わえます。
セビリアでとっても便利な場所にあるアパートメントならこちら。
観光には抜群のロケーション、フラメンコを夜観に行くのにも便利。
さて、荷物を下ろして、いざ!セビリア観光へ!と、思ったんですけど、まずは翌々日のポルトガル(リスボン)行きのチケット購入の為、バスターミナルに向かいます。
セビリアには、大きなバスターミナルが2つあるようで、ひとつはセビリア大学の近く、コルドバやマラガ等へのバスが発着するようです。
もうひとつは、チャピナ橋の近く、ポルトガル行きのバスはここから出ています。
バスセンターで、パスポートを見せて2日後のリスボン行きのチケットを購入し、
お隣の立派なショッピングセンターの地下で食料の買出しをしました。
ここで私達が買ったのは、ブロッコリーやルッコラなどの野菜・メロン・生ハム・ガスパチョ・パン・紅茶・ヨーグルトなど等。
スペインの物価はイタリアより少し安いような印象です。
大したことはできませんが、2泊分の食料を買い込んでアパートメントに戻りました。
翌日、セビリアの大聖堂を目指します。
大きく立派な大聖堂には無料で入れるんですが、なぜか10分後には私達観光客は
皆追い出されてしまいました。
土曜日だったんですけど…なんで?
理由は今も不明。写真は夜の大聖堂↓
それで、大聖堂から歩いて3分程のアルカサルに向かいます。
アルカサルは、14世紀頃にスペイン王の宮殿だった建物です。
入り口のライオンもなんだか斬新でスペインっぽくって素敵です♪
このアルカサル、スペイン王の宮殿ですが、ここもイスラム様式の建築物で、
アラブの匂いプンプンです。
アルハンブラのちょっと小型版みたいな感じ。
こちら、宮殿の中庭↓写真の中のアジア人は私です
アラベスク模様。美しいわぁ♡
アルカサルの見学を終えて、疲れて木陰に座っていたら、となりのベンチに座っていた観光客と思しき男性が、例のジプシー(グラナダの大聖堂前でも見かけた)の怖いおばちゃんに捕まってしまいました。
差し出されたローズマリーの小枝を受け取ってしまったんです。
この後は、ジプシーのおばちゃんとその男性の会話。
(男性は一言も言葉を発していませんが)
ジプシーのおばちゃん「英語分かる?スペイン語は?」
男性:首を振る。どっちも分からない様子
ジプシーのおばちゃん「これはね、あの大聖堂のローズマリーで○×△(←聞き取れず)」
ジプシーのおばちゃん「あなたに幸運が訪れますように」男性の額に指で記しをつける。
そして男性の手のひらを見て
ジプシーのおばちゃん「愛情運は良いわ、愛よ、分かる?愛」
男性「・・・・」
ジプシーのおばちゃん「健康よ、子供はふたりできるわ」
男性「(僕に??子供??)」みたいなジェスチャー」
ジプシーのおばちゃん「そうよ、あんたによ!ふたり!」
ジプシーのおばちゃん「さ、払いな!お金だよ、お・か・ね!」
男性「・・・」困ったように財布から2ユーロを出す。
ジプシーのおばちゃん「たったこれだけ?!?!もっと出しな!!!」
男性「・・・」もうないのジェスチャー
ジプシーのおばちゃん「キッ 」
渡したはずのローズマリーの小枝をひったくって去る。
お~怖っ。皆さん、スペインに行かれたらジプシーのおばちゃん達には十分お気をつけ下さいね。
「セビリア・フラメンコの夜」につづく