ポルト 1泊2日
さて、お昼にリスボンをRed expressosのバスで出発。
この辺りは、スペインのアンダルシア地方に比べれば随分涼しく、途中、まだなんとか黄色い花の残ったひまわり畑も見えました(←まだ、諦めきれない)。
バスは大きなターミナルに到着。
車内案内なんて、ヨーロッパでのバスの旅行で期待するのは難しいので、乗客の皆さんがゾロゾロと全員降りるのを確認して、「多分、ここが最終目的地なのね??」と、私達もバスを降りました。
無事にポルトに着いた模様。
着いたのは良いけど、私達(前述の通り)ポルトガルのガイドブックも何も持っていないので、またまた現在地が分からず、困ってしまい立ち往生。
「メトロの駅はこちら」なんてサインもないし…。
個人旅行をするなら、やっぱり詳しいガイドブックは必携ですね。
「地球の歩き方」又は「ロンリープラネット」は絶対必要です!!
この旅行中、どんだけFabcinoに言われた事か・・・。
本当に私が悪かった。
浅はかな私を許してねFabcino。
(だってあなたはポルトガル3回目だって言うから、勝手に当てにしちゃったのよ・・・なんて事は口がさけても言えません。)
とにかく、道行く人やお店の人に『メトロ?』と、聞きながら指差された方向に進み、
なんとかメトロのマークを発見。
ポルトのバスステーションからメトロの駅までは10分程の距離です。
本日のホテルは、これもBooking.com のサイトから口コミを見て予約を入れた『AC Porto』。
メトロの「Doragao」と言う駅を出て、大きなスタジアムを左に見ながら真っ直ぐ進むと目の前に見える白いビルがホテルです。
このホテルもコストパフォーマンス高~い!!
部屋もシックで素敵♪
さて、ポルトの町は結構小さいので中心部に出れば、大体の観光地は歩いて散策できます。
私の個人的お勧めルートは・・・。
まず、メトロの黄色いラインで「Jardim do morro」駅に向かいます。
途中、ポルト観光のメインとも言えるドロウ川にかかる橋(Ponte D.Luis Ⅰ)を電車に乗って渡ります。
この橋周辺のポルトの街並みは、本当に美しいです!!
橋を渡った次の駅で電車を降りたら、再度電車で来た道を橋に向かって引き返します。(橋のたもと)右上に大きな建物と見晴らし台があって、ここから撮った写真↓
※この写真の場所周辺が観光が楽しいエリア
この橋は、2層になっていて、橋の上部を電車と人が通ります。
そして、下部を車と人が通ります。 ↓こんな感じ。
橋の上部を歩いて渡ると、とっても気持ち良い~♪
橋の反対側に渡ったら、脇道を下って川岸に出ます。
川岸には、たくさん白いアンブレラを日除けにしたカフェやお土産屋さんが並んでいて散策が楽しい♪
ポルトの美しさを思いっきり堪能したいなら、やっぱりこの川沿いのホテルに宿泊するのがおススメ。
私は次回、ポルトに来るなら絶対このアパートメントに泊まりたい!
→『PortoSense』。
窓の外はこんな美しい景色でロケーションは最高♡
お部屋も素敵~♪
宿泊者のレビューもとっても良いし、宿泊料金もお手頃。
ポルトの素敵な思い出になること間違いなし!
※但し、最寄のメトロ駅/鉄道駅(サン・ベント)から1km弱離れているので大きな荷物を持っての移動には若干不向きです。
普通に歩くには気にならない距離ですけどね。
多少移動に苦労しても、このロケーションは十分おススメですが。
この辺りをそぞろ歩き、『聖フランシスコ教会』に向かいました。
イタリア人の主人Fabcinoによりますと、この教会は、イタリアのアッシジの聖人であるフランシスコの宗派が、ポルトガルに渡り建てた教会だそうです。
聖人フランシスコは、教会の金儲け主義に異論を唱え、清貧を自ら実践した聖人としてイタリアでも大変尊敬されています。
でも、教会の中は、かなり豪華です。
以前は、祭壇などが黄金でできていたとか…。
「何かが違う・・・」と、Fabcinoは首を傾げておりましたが、宗教とは往々にしてそういうものですよね。
この教会の地下には、カタコンベもあるのですが、なんかゾワゾワっとね…。
主人は全然平気みたいでしたけど、私はちょっとなんか鳥肌が…。
で、急いで地上に逃げ戻りました。
別に霊感体質ってわけでもないんですけど。
このポルトは、ワイン醸造所がたくさんある事でも有名なんです。
ドウロ川には、ワインを運ぶのに使われる船がたくさん停泊して(観光用?)まして、
ワイン醸造所の見学もできます。
私達もツアーに参加(1人3ユーロ)。
醸造所内をガイドさんについて20分くらい周りました。
正直行って、見るものは大きなワインの樽だけです。
ツアーの最後は、この醸造所産のワインの試飲です。
「う~ん・・まだ若いね」と、Fabcino。
←ワインの味がさっぱり分からない人。
この醸造所では、安価なものから、高価なものまで、ワインの販売もしています。
一番お高いビンテージワイン、1本200ユーロ(約26,000円)。
この日の夕食はFabcinoのお気に入りの地元の大衆食堂みたいな所で頂きました。
なんでも、はじめてFabcinoがポルトに来た時に、出会った大衆食堂だそうで、地元の人で満員だったので入ってみたら、安くて美味しかったんですって。
ここでも、私達はバカラオ料理2品にサラダ等を頂きました。
ここで飲んだのは、珍しい『緑ワイン』。
ブドウを搾ったそのままな感じ。
これで、アルコール度あるのかな??と、不思議でしたが、何分言葉が全然通じませんので、答えはいまだに分かりません。
夜は、ドウロ川の川岸で美しい川と対岸の街並みを時間を忘れて眺めます。
夜景の写真が綺麗に撮れなかったので夕暮れ時の写真を・・・。
この景色を部屋から眺められる素敵なアパートメントがこちら「Douro River Apartments」(1泊85€~)。
※余談ですが、どこの国でも『アパートメント』滞在の際はチェックインの時間を先方に電話やメールで知らせなくてはいけない場合が多いのでご注意を。
レセプションは無いので、アパートメントの鍵を担当の人と待ち合わせて受け取らないといけないですから。
それにしても・・・寒い。8月中旬だと言うのに寒すぎる!!
ポルト、日中はそこそこ暑いんですが、夜はかなり涼しいので、お出かけの際には夜用のジャケットなど必要かと思います。
川岸では、ワインボトルとおつまみ持参で過ごす人達も・・・。
ポルトの最大の魅力は何かって聞かれたら、やっぱりこの美しい街並みなんでしょうね。
家の一つ一つが、カラフルで、壁がタイルで覆われていたり、鉄製のかわら?
(↓写真御参照下さい)みたいなもので覆われていたり・・
昔見た絵本の中の家の様で、個性的ですごくかわいいんです。
3日目の朝は、始発のメトロに乗って、ポルトの空港に向かいました。
(所要時間ホテルから乗り換え含めて1時間くらい)
なんてすてきなバルセロナ 3泊4日 ① につづく。