ケニア・ロッジサファリ 【アンボセリ】
8日間のキャンプツアーで、ケニアの未開の地を旅した私達。
ナイロビの町に戻って驚きましたね。
8日前に見た町と全然違って見える!なんて、都会なんだろう!
ケニア到着時にも宿泊した「ヒルトン ナイロビ 」。
かなり年季の入った古いホテルなので、到着時は「なんかイマイチだね」なんて言っていたのに…。
キャンプサファリから戻って来ると、蛇口をひねってお湯が出るだけでも感激する単細胞な夫婦。
清潔なトイレに、暖かいシャワー♪なんて有難いんだろうぉ!
このホテルは、ナイロビの町の中心に建っていて、立地はとっても良いんです。
ホテル内に(有料だったけど)PCが使えるビジネスセンターもあります。
お土産を選ぶのが楽しいマーケットにも歩いて行ける距離。
ナイロビはとっても危険だと噂に聞くので、安全にナイロビの町に滞在しようと思うならおススメです。
さて、久々に快適なベットで眠り、翌朝からは「憧れのロッジサファリ」に出発。
ロッジサファリと言うのは、ガイド兼ドライバーと車を1台チャーターして、ちょっと素敵なロッジに宿泊し、ゲームパークを周る…と、言う贅沢なサファリです。
ホテルのロビーで待っていますと、ロッジサファリの手配をお願いしたNature Expeditions Africa の男性が出迎えに来てくれました。
そして、私達を車に案内し、ガイド兼ドライバーのアンソニー(ケニア人)を紹介してくれます。
「彼は素晴らしいガイドで、日本人のあなたの為に選んだ優秀なガイド兼ドライバーだ」云々。
「だから、素晴らしいガイドに満足したら、チップをはずんでやってくれ」。
これを言う為だけに、この人、ホテルまで来たらしいです。はいはい。
そして、私達2人を乗せて、アンソニーの運転する年季の入ったバンはナイロビを後にし、最初の目的地であるアンボセリ国立公園へ。
アンボセリ国立公園は、特に特徴のあるゲームパークではないのですが、この国立公園からは、キリマンジャロが見える(天気が良ければ)んです!
ミーハーな私としては、美しいキリマンジャロをバックに、動物の写真を撮りたい!!! それだけの為に、遠路遥々向かいましたよ、アンボセリ。
当時、ケニアは、国内の幹線道路を整備中でして。確か、ナイロビ⇔モンバサ間の大掛かりな道路工事を行っていたと記憶しています。
この道路が完成すれば、ナイロビ⇔アンボセリ間も少し早く移動できると思うんですけど、あの頃は結構時間がかかりましたね。
アンボセリでの宿泊は、ちょっとこだわってAmboseli sopa lodge 。
本当は、公園内にあるロッジがツアーの基本宿泊先だったのに、わざわざ変えてもらったんですけど、これは、大失敗でした~。
ちょっと素敵なデザインのAmboseli sopa lodgeに、どうしても宿泊してみたかった(自分でも呆れるくらい)ミーハーな私。このロッジが、国立公園の外にあり、入り口まで片道40分くらいかかるって事を把握してなかったんです。
ケニアのサファリで大切なのは、早朝。日が昇ると、サファリカーで公園内を動物を探して周るのですが、入り口まで40分もかけてたら、動物達が動き出す一番良い時間帯に公園内に到着できません。
しかも、キリマンジャロが姿を見せるのは、早朝の短い時間が多いんです。
ご覧下さい、ロッジから見た朝の神々しいキリマンジャロ!
こんな美しい姿は、日の出直後の数十分しか見れません。
(もちろん、天候にもよりますけどね) 私は、絶好のタイミングを見逃してしまう結果に…がっかり。
それでも、なんとかキリマンジャロは姿を見せてくれたんですけどね、撮れた写真は、こんな感じ。
象さんが、本当は撮りたかったのに…
トンプソンガゼルかぁぁぁ
ガイドのアンソニーに勧められて、マサイの村にもお邪魔したんですけど(1人20ドル)、マサイの皆さん、商売熱心すぎて、正直がっかりでした。
村長さんは、若くて英語を話し、なんでもタンザニアの学校でキリスト教を学び… クリスチャンなんですって。
インターナショナル過ぎる…。
勝手な事を言って大変申し訳ないんだけど…、インターナショナルなマサイ族には、私、あまり興味がございません。
アンボセリでお会いした動物の皆様
この他、ダチョウ(たくさん)、シマウマ(たくさん)、キリン(10頭くらい)等に会えました。
キリマンジャロをどうしても見たい方には、おすすめのゲームパークですが…。
主人のFabcinoは、「なんで、こんなに時間かけてココまで来たのか分らない」なんて言いまして…。
私も、そうね、次回またケニアに来る事があっても、アンボセリは…今回だけで十分かな。
こんな夕日も美しかったんですけどね。
つづく