エルサレム観光 《ダビデの塔・嘆きの壁》
さて、翌朝。ホテルの朝食を食べますが・・・朝食場所は恐ろしく汚い!
お掃除なんて全くしていない様子。
朝食・・・と言っても、イスラエルのパンにバターとジャム、そしてゆで卵とお茶をセルフサービスで使い捨てのお皿と紙コップに取ります。
むむむ・・・安ホステルだし、まぁ、仕方ない。
ちなみに、イスラエルの1泊40ユーロ(1ユーロ=約130円)の安ホステルってこんな感じ
(これで『ロイヤル・スイート』)↓
私達が泊まった「Petora hostel(ぺトラホステル)」は、オールドシティーの城壁の中、ダビデの塔の正面にありました。
立地条件は抜群に良いホステルです。
屋上からは、こんなエルサレムの美しい景色が望めます。
早速、ダビデの塔から観光を始めました。
入り口でチケットを購入しようとすると、「ナイト・ショーも一緒にいかがですか?お勧めですよ」と言われ、昼の見学と夜のショーの入場券75NIS(1NIS=約25円)を払いました。
ダビデの塔の説明は、手抜きをしてこちら をどうぞ(英語)イスラエルの町を守る城砦として、長い歴史上重要な役目を果たしてきた砦は、今ではイスラエルの歴史を紹介するミュージアムになっています。
次にZION門を出てすぐのCharch & Monastery of dormitionを尋ねました。
(日本語のガイドブックがないので、英語名でごめんなさい。日本語で何て訳しているのか分らない・・・)
ここは、聖母マリアが永眠された場所と言うことになっているみたいです。
でも、トルコ旅行した際には、マリア様はイスラエルから逃れ、トルコで亡くなったとされていました。
本当の所は誰にも分かりません。
そして、その教会に隣接する建物の中にあるのが、「最後の晩餐」の舞台になったとされる部屋(もちろんオリジナルではありません)↓
私は、キリスト教についての理解が浅いので、写真だけの紹介とさせて頂きます。
この後、エルサレムをぐるりと取り囲む城壁に沿って神殿の丘へ。
神殿の丘は、紀元前10世紀ごろにソロモン王によって建設されたと言われているエルサレムの神殿があった場所です。
ローマ軍によって破壊された神殿の後には、イスラム教の金色に輝くモスク「岩のドーム」 が建っています。
一部残った神殿の壁が「嘆きの壁」 として有名です。
ユダヤ教最大の聖地にイスラム教の聖地であるモスクが建てられていると言うのもなんとも複雑ですね。
ユダヤ教右派の中には、このイスラム教のモスクを取り壊してユダヤ教の神殿を再建させようと言う動きもあるそうですが、そんな過激な事をしたら・・・怖すぎて想像もできません。
なんとも言えない、一触即発?な不穏な空気が流れていますね、エルサレム。
日本には、ユダヤ教徒の方、ほとんどいらっしゃらないと思うんですが、イギリスあたりには独特な格好をしたユダヤ教徒の方がたくさん住んでいる場所があります。
服装と言い、髪型と言い、雰囲気と言い、そこだけ周りとは違う空気が漂っています。
この日は、エルサレムの城壁の中を歩き周り、Tower of Davidの夜のショーまで暫しホステルの部屋で休憩。
夜9:30開始のショーは、城砦の壁をスクリーンに見立てて、エルサレムの歴史を紹介する映像が流れる・・・と、言うものでした。
なかなか素敵で幻想的。
お勧めです。
つづく