行っチャオ!海外!

イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ヨルダンの砂漠でラクダに乗ろう!Wadi Rumでキャンピング

私達の次の目的地は、ぺトラから車で1時間半程のWadi Rum(ワディ・ラム)。

本当なら、ミニバスで朝6:30頃にホテル前から、1人4JD(1JD=約130円)で行けるはずなのですが・・・。

ホテルのフロント担当に手配を頼んでいたのに、忘れられてしまい、代わりにタクシーを手配されました。ふたりで15JD。

 

ヨルダンの人達(イスラエルも)、自分の非は絶対認めないみたいですね。

これもこの国で生き抜く為に培われた国民性なんだろうなぁ。

日本だったら、まずは自分の非を認めて謝罪から始めないと、丸く収まるものも収まらなくなっちゃいますけど。所変われば、人間性も随分変わるものですね。

 

とにかく、タクシーでWadi Rumの立派なVisitors Center に到着。

Wadi Rumは、有名な映画「アラビアのロレンス」の舞台になった場所です。

受付で入場料の1人2JDを払い、本日の宿泊予定キャンプ「Mohammed Mutlak Camp」に電話をしたいのですが・・・と、受付に言うとすぐに連絡を取ってくれました。

15分程待っていると、お迎えのモハメット氏が現れました。

若くてハンサムなキャンプのオーナーは、新しいパジェロで私達を迎えてくれ、

まずは、Rum村にあるオーナーの家に連れて行かれ、お茶を頂き、今後のスケジュール相談。

私達は、この日のRum村からキャンプ地までの3時間キャメルツアー(1人35JD)と、翌日Fullday(8時間)の車でのツアー(1人30JD)をお願いしました。

そして、早速迎えに来たキャメルに乗ってRum村を出発!

        ラム キャメル  ラム キャニオン  

            ラム ラクダ ファブ ラム 砂漠 太陽  

ラクダは、15年前のインドの砂漠ツアー以来の私。

「そうだった~、忘れてたけど、ラクダ乗るのも疲れるんだった~」と、思い出した時には既に遅く。

ラクダってラクチンそうに見えるでしょ?

それが、全然ラクじゃないんだなぁ・・・。

ユッサユッサと前後に揺れるし、足を乗せるものが無いので体が固定できないんですよ。

楽しかったのは始めの30分だけ。

ラクダを降りる頃には、体中が痛くって、ラクダツアーが終わってくれて心底ホッとしました。

この日のキャメルツアーでは、途中、ローレンス・スプリングと壁画のあるKhazali Canyonに立ち寄り、Sunsets siteのベドウィンキャンプへ到着。

 

Wadi rumで人気のベドウィンキャンプについては、「トイレは流れない」とか「動物の匂いがする」とか「とっても不潔」なんてコメントを出発前に読んでいたので、かなり覚悟してやって来たのですが、

私達の選んだ「Mohammed Mutlak Camp」は、比較的新しく、水洗トイレ

(あまり掃除は綺麗にされてないけど)も使えますし、冷たいけどシャワーもあり、

しかもテントは個室になっていてベットもありました。

こんな感じで↓1泊2食付1人30JD。宿泊者は私達2名のみ(さみしい)。

19歳のベドウィンの青年サラム君が、食事の準備から翌日の車でのツアーも全ての面倒をみてくれます。

 

       ヨルダン キャンプ ベッド ラム 夕食 ラム テントの中

 

この「Mohammed Mutlak Camp」は、Wadi Rumの中でも、かなり奥まった場所のSunset siteに位置していて、Visitor centerからは遠いのですが、砂漠を満喫するにはとても良いロケーションでした。

             ラム さもん

 

      夕暮れまで、近くの砂漠をお散歩し、美しい夕焼けを楽しみました。

            ラム 夕日 キャンプ

 

夕食は、鶏肉の料理。塩っぱい!!

砂漠地帯だからなのか、食事はかなり塩味が効いています。

Fabcinoさん、食あたりを恐れてまた食べないのか・・・と思いきや、このお料理がことの他お気に召したのか、はたまたお腹がすき過ぎていたのか、御代わりして完食でした。

食事の後、テントを出ると「うわ~♪すごい星☆☆!!!」。

この夜は月もなく、もちろん雲も霞もなく、夜空にはこんなに星があったのか?!って驚くような満天の星空でした。

夜空を流れる天の川、さそり座にオリオン座、北斗七星、カシオペア・・・

星座を見つけるのも一苦労の星の数です。

寝袋を持って来て岩の上に寝転び、主人と二人星空を眺め…。

ZZZ・・・いつの間にか二人とも眠ってました。

夜中の3時に目が覚めて、ブルブルブル・・・寒い~!

テントに戻ろうって事になって、ベットに入りました。

さすがに砂漠地帯は、昼と夜の温度差が激しいですね。

《追記》2013年1月

私がワディ・ラムを訪れた時は、ベドウィンキャンプでの宿泊は直接キャンプに申し込むしかできなくて不便だったんですが・・・。

Booking.comのサイトから予約ができるようになりました♪

ベドウィンキャンプを選ぶなら、やっぱり清潔で個別のテントがあるキャンプを選びたい。

できればお湯の出るシャワーもあると良いなぁ・・+ある程度人気のあるキャンプが良いです。

ワディ・ラム内を車で周るにしても、他の旅行者とシェアできた方が安上がりになる事があるので。

それから、キャンプサイトまでの無料送迎があるかもチェックポイント。

 

次回、ワディ・ラムに行くなら・・・

私はこのキャンプに泊まりたい♪→『Wadi Rum Bedouin Camp

1テント2名使用料金46€~

f:id:makicina:20170120203943j:plain

ここは、夕食は別料金みたいだけど、施設は清潔で無料で送迎もしてくれるみたい。

詳細はご確認を!

 

 

 

翌日、朝食を済ませて9時から砂漠を車で周ります。

しか~し、このランドクルーザー、すんごい年季が入ってますね(20年もの)。

腐ってもランドクルーザー、砂漠を走るのに問題はないんですけど、フロントガラスもひびが入っているし、排ガスがもろに車内に入って来て、私、死にそうですけど~!!

昨日の新型パジェロは、幻だったのか・・・。

 

途中で、寄らせてもらったベドウィンのお宅↓

      ラム ベドウィン テント   ラム ベドウィン やぎ

生まれたばかりのヤギの赤ちゃんと母ヤギ。(耳ながっ!!)   

      ラム ヤギ親子

ランチの準備をしてくれるセラム君↓  

           ラム 昼食の支度  ラム 砂丘

 

Wadi Rum保護区の中でも「砂丘」がハイライトのひとつなんですが・・・ちっこい↑。

 

このWadi Rumでの砂漠ツアーを、私達夫婦本当~に楽しみにしてまして、

1日ゆっくり周ろうと8時間のツアーにしたんですけど、正直、長すぎましたね。

そうねェ・・・3時間位で十分です。 Wadi rumを観光するなら・・・

ラクダのツアー1~2時間+車のツアー3時間で十分だと思いました。

ぺトラやアカバからも、帰りはタクシー利用と覚悟して行けば、日帰りも可能だと思いますが、ベドウィンキャンプでの宿泊は、満点の星空も含めてお勧めです。

 

私達、翌日も1泊Wadi rumで評判の良い宿泊施設「Bait Ali」 に宿泊しました。

1人1泊2食付テント使用30JD。

プールやレストランもあって雰囲気も良く、ホットシャワーも出るし、トイレもとっても綺麗。

イギリス人の夫婦が経営するインターナショナル・スタンダードの宿泊施設です。

   ラム アリ  ラム バイト

夕食のビュッフェも種類も豊富で美味しいです。

但し、ここはWadi rumの保護区の中ではないので、ベドウィンキャンプのようなどっぷり大自然に浸れる雰囲気はありません。(周囲は砂漠地帯ではありますが)

主人のFabcinoは「綺麗で便利だけど味気ない。砂漠で1泊した気が全然しない。

ベドウィンキャンプの方が断然良い。」って言ってましたけど、

私は(女性の目から見たら)この施設もお洒落な砂漠リゾートの雰囲気があって好きです。

ただ、あの星座が分らないくらいの満天の星空と、頭上を飛ぶ鳥の羽音まではっきり聞こえる砂漠の静けさを考えると・・・私もどちら?って聞かれたら、ベドウィンキャンプをお勧めしますが。

 

さて、明日は再びアカバに戻ります。

 

「ヨルダンアカバシュノーケリング!紅海は美しい・・・」につづく