スパイスツアーとザンジバル島でのお買物
ザンジバル島で、観光する場所って言うのはあまり多くないんですけど、こんなツアーに参加する人が多いです。
①スパイス・ツアー
②猿の森のツアー→ザンジバルで見られる野生動物はお猿さんくらい
③イルカ・ウォッチングのツアー→行きたかったんだけど、主人が乗り気じゃなくて断 念
④ストーン・タウンへのツアー→以前の記事でちょっとご紹介
⑤プリズンアイランドへのツアー→ストーン・タウンの沖にある島。ゾウガメがたくさんいる
もし、これら↑のアクティビティーに興味があるなら、ストーン・タウンに宿泊して旅行会社のツアーに乗っかるのが安くて便利みたいでした。(ビーチからのツアーは高い)
私達は、パジェのビーチから『ビーチ・ボーイ』の手配でスパイス・ツアーに行ってみました。
(半日のツアー:2人で55US$)
ビーチを歩いていると、『ビーチ・ボーイ』と呼ばれる人達が、どこからともなく現れてザンジバル島内のツアーの勧誘をしてきます。
料金は、参加人数にもよりますけど、交渉次第。
パジェから車で1時間弱の移動。
色々なスパイスを栽培している林みたいな所に到着。
本当にここで良いの??って、ちょっと疑っちゃう程何もないように見える林です。
ガイドをしてくれる男性と、アシスタント君が出迎えてくれまして、早速、林の中に入ります。
ガイド:「じゃぁ、まずは、この花がなにか当てて下さい」
私達:「むむむ… 分んないなぁ…」
クンクン、クンクン… ピーン
私:「これ、ジャスミン??」
ガイド:「当り!1ポイント!」
ガイド:「次、これは何?」
なんかね、茅みたいな草なんですけど…
私:「レモンの匂い…???レモングラス??」
ガイド:「答えは、それで良いの?」
私:「うん。ファイナルアンサー」
ガイド:「当り!2ポイント!!」
ガイド:「このレモングラス、ここでは燃やして何かに使います。さて、なんでしょう?」
主人:「分った!分った!蚊除けの煙にするんでしょ!」
ガイド:「当り!5ポイント!」
私:はぁ~?!?!
こんな具合に、ツアーは進みまして、結局、私達が見たのは…
ジャスミン・レモングラス・口紅につかわれてた実・イランイランの花・コリアンダー・生姜 等それから
名前が分りませんが、この実の赤い部分↓が香水の原料になるそうで、
ガイド君は、「シャネル No.ZERO」と呼んでました。
あと、どでかいジャックフルーツ↓
木に昇って、小さな実を採ってくれるアシスタント君。
バニラ・ビーンズ↓
胡椒↓
ざっと、こんな感じで40分ほどのツアーは終了。
ここで、椰子の木に登る「バタフライ・ボーイ」と呼ばれる男の子が現れまして、足を草で作った紐でくくって、4階建てビルくらいの高さの椰子の木に歌を歌いながら登って行きます。
で、椰子の実を落としてくれて、これを頂きました。
なんか、ちょっと渋い木の味のするお水でした。
最後は、南国の美味しい果物を切り分けてもらって、かぶりついて豪快に頂きました。
ここでは、色んな種類のスパイスとイランイランなどから取ったオイルを売っています。
アフリカでの買物って、本当~に値段交渉が面倒ですね。
そんなに欲しくもない物でも、気が付けば半ば強引に買わされちゃってる。
でもね、ほら、クレジット・カードの宣伝で、嵐の二宮クンも言ってます…
『買物は世界を救う』
↑これ、一理あると思う。
世界の中でも極貧国と言われるタンザニア。
寄付とかしても、さてさて、その(微々たる)お金、どこまで現地の人達のお役に立っているのやら?? なので、現地の人からお買物をして、サービスを受けたらチップを渡すのも大切!と、私、思います。
そのお金が、家族を養うお金になるわけだし。
で、今回「完全にボラれてる」と、思いながらも買ったのがこちら↓
スパイスツアーのお店で、全部まとめて15US$。
スパイス6種類とイランイランのオイル3本
(空港の売店でも同じような値段で売ってます)
こちらは、ビーチのマサイ族から買ったお土産。
全部で…日本円にして2,000円くらい。
(これも、空港の売店の方が良心価格だったかも)
宿泊先のオーナーさんが言ってました。
現地に少しでも貢献したいと思うなら、学校に、まとまった文房具を寄付する。又は、薬を寄付する。
これが、大変役に立つそうです。子供にお金をたかられても、渡してはいけない。
次回、アフリカに来る時には、私も薬を持って来よう。そうしよう。
『なんてったってビーチでしょ』につづく