マラケシュ 2泊3日
さて、マラケシュに無事に戻って来た私達。
最後の1日は、マラケシュの市内観光です。
マラケシュにもやっぱりメディナがあるんですけど、フェズのメディナに比べると若干垢抜けた感じがします。
お店の商品も、ファズの商品よりなんだかお洒落。
結局、値段交渉が苦手な私と、お買物の嫌いなFabcinoさんは、モロッコでも何も買う事はなかったんですけど、雑貨好きな女の子には、モロッコはかなり楽しそうな所です。
特にマラケシュはお買物好きな人には魅力的♪
せっかくなので、モロッコで撮って来たメディナのお店をちょっとご紹介。フェズのお店↓
フェズのシルクの糸屋さん↓
マラケシュのスパイス専門店↓
マラケシュでは、『Museo di Marrakesh』(マラケシュ博物館)を見学。
アラブの香りたっぷりの建物の中には、モロッコの美術品が陳列されています。
この博物館に飾られていた、ベルベル族の女性の写真↓
美しいな~ 民族衣装好きの私にはたまりません。
でも、ベルベルの民族衣装は、残念ながらここにはあまり展示されていないんですよ。
(全体的に展示物はそれほど多くはない)
フェズブルーの壷 民族衣装のネックレス お皿
ここから、メディナの中を歩いて『Palais El-BADI』へ
ここは、昔の王宮だった所ですが、今ではこんな感じ↓
わざわざ時間を割いて行ってみる価値があるのかどうかは疑問の残る所です。
でも、この中に別料金の展示室があって、Koutoubia(マラケシュで一番大きなモスク)から移されたミンバルが展示されています。撮影不可なので、写真はネットから拝借
12世紀に当時の名工によって20年かけて作られたそうで、気の遠くなるように細かい細工は一見の価値有りです。
次に行ったのは『Saadian tombs』王族の墓地です。
この墓地もマラケシュに来たなら一見の価値あり。モロッコの美が凝縮されたようなお墓です。
王様達のお墓は、建物の中でチラッと一部しか見えないので、写真にうまく撮れませんでしたが
こんな感じ↓
ちなみに、書き忘れましたがモロッコではモスクへの異教徒の立ち入りはできません。
さてさて、マラケシュでの観光も簡単に終えて、この日はフナ広場に近いレストランで夕食のタジンを頂きました。
モロッコでは、ほぼ毎食タジンです。
ジャガイモ、にんじん、レモン等とお肉(鶏肉の場合が多い)を独特のタジン鍋で蒸し焼きにした、ちょっとスパイシーなお料理です。
私もタジン鍋を買って帰って作ってみたいと思ったのですが…重いので断念。
食事の後、人で賑わうフナ広場へ。
ここで、ある女性に「ドスン」とぶつかられまして、「あ、すみません」と振り向いて気付いたんだけど、彼女、スリですね。間違いない。
私、ぶつかる前に3回くらい彼女を見た記憶があるんです。
ちょっと茶髪のモロッコ人なんて珍しいな・・・って。印象に残ってたんで。
ずっと私達について来たんですね。これだけ人の多くて大きなフナ広場で、3回も同じ人に偶然出くわすとは思えない。
でも、私の手提げバックの中には、ガイドブックと帽子とペットボトルくらいしか入ってないのよね~。
貴重品は、洋服の下に巻き付けてあります。海外旅行に出るなら、この手の貴重品入れは必要ですね。
私、過去に4度程海外でスリに遭遇しましたが、お陰様で4度とも被害なく済んでいます。
一度はお気に入りのバックをカッターで切られちゃいましたけど
フナ広場辺りは、観光客を狙ったスリも多そうなので、行かれる方はお気をつけ下さいね。
翌日は、朝早い出発にも関わらず、宿泊したRiadのスタッフが朝食も用意してくれました。
朝6時にRiadを出て空港へ。
こんな早朝にタクシーがつかまるのか不安だったので、Riadにタクシーの手配をお願いしました。
(1台100DH) でも、心配要らなかったみたい。
早朝から結構流しのタクシーが走ってるのを見かけました。
フナ広場周辺から、空港までだったらタクシーも多分60DH~80DHで交渉できるんじゃないかしら。
そんなわけで、モロッコから無事に戻って来ました。
結構手ごわい国だったなぁ…。
このモロッコ旅行で、私が一番思い出に残ったのは、やっぱりサハラ砂漠の砂丘とリヤド。
モロッコを旅するなら、リヤドに宿泊しなけりゃ絶対もったいないっ!!!
モロッコはとにかくリヤドがとっても良い!!と、私は声を大にして言いたい。
色々思うように行かない旅でしたが、怪我もなく無事に戻れたので良しとしよう。
さぁ、やっとモロッコ旅行記もこれで終わり。
明日からカンボジア・タイ・バリ島を周って来ます。
タイ、大洪水なのよね~ 大丈夫かな・・・。
それでは、また~ Ciao, Ciao