アンコールワットはカンボジアを救う?!
カンボジアやタイでは、タクシーやチャーターした車で観光する人もいますが、
安くて手軽な移動手段として、トゥクトゥク↓と呼ばれる乗り物が一般的です。
私達も、シェムリアップに到着した日に知り合ったトゥクトゥクドライバーのマイクに滞在中4日間の観光をお願いしました。
自分で見つけたトゥクトゥクドライバーと値段交渉しても、宿泊したホテルで手配してもらっても、あまり料金的に大きな違いはないんじゃないかと思われます(1日1~2USドル程度の差)。
ホテルで公示している1日の料金はこんな感じ、
トゥクトゥク→13US$ 車→25US$ ミニバス(6人乗り)→35US$
ミニバス(12人乗り)→40US$
※ちょっと足を伸ばして郊外に出る時はこの料金にトゥクトゥク5US$/車10US$加算
トゥクトゥク/車のドライバーは、遺跡の中のガイドは基本的にできない様なので、
ガイドを別に雇った場合は、 英語のガイド1日→25US$
夕暮れのアンコールワットに到着。
これは、ヒグラシの声かしら??(日本のひぐらしとはちょっとなき方が違うんだけど)遺跡を取り巻く緑のジャングルと、それを縁取る堀の水、そしてその中心にはアンコールワット。
なんだかとっても不思議な空気を感じるなぁ・・・。
ここは、(日本でも近年大人気の)パワースポット??あふれ出すマイナスイオン(?)が、心と体になんとも心地良いです。
チケットを見せて、橋を渡りアンコールワットに入ります。おおおおおっ!
なんだあの緑のシートは??
アンコールワットの丁度正面を一部緑色のビニールシートが覆っています。
・・・修復工事中なのね・・・ うんうん、古い遺跡だもの、修復工事は必要。
だけど、美しい景観まる潰れじゃーん
ここにアップしようと思って写真を探したのですが、アンコールワットの正面からの写真がないっ。
今回の旅行のメインだったのにっ!!
私:「Fabcinoさん、アンコールワットの写真撮ってないの?!?!」
Fabcino「Makicinaが撮ってたじゃない?」
私「・・・(それはそうなんだけどね・・・)」
そう、私は本当~にたくさ~ん写真を撮ったんですよ。
日の出のアンコールワットを写真に収める為に「僕は部屋で寝てますから~チャオー」と言う旦那をホテルに残し、ひとりで4時半にホテルをトゥクトゥクで出て、夜明け前からアンコールワットへも行きました。
注)早朝のアンコールワットに入るには、当日の入場券が必要です。
山ほど写真を撮ったのに・・・カメラを紛失してしまったの・・・。
思い出す度に泣けてくる、辛すぎる思い出・・・。
そんな訳で、今回の旅行はアップできる写真があまりありません。
シェムリアップ滞在中、アンコールワットには3回(朝日・夕日・半日観光)通いましたが、本当に見ごたえのある遺跡でした。
ぐるりと回廊を埋め尽くすレリーフが素晴らしい(写真はうまく撮れてないですけど)。
急な階段を登って、上の方へも登る事ができます。
たまに、オレンジ色の袈裟を着たお坊さんがお勤めをしているのかと思いきや・・・
私達と同じように観光しています。
「写真撮らせて!」と、観光客に大人気の若いお坊さん達。
ちょっとはにかみながら写真撮影に応じてくれました。
シェムリアップ近郊には、アンコールワットの他にもたくさんの遺跡があり、正直、どこを観たのかもよく覚えていません。
トゥクトゥクドライバーは、英語で色々と説明してくれるのですが、かなりクセのある英語でして・・・私達には、さっぱり聞き取れない。
なので「ここは、どこかしら~??ま、いっか」的に適当~な観光をしてしまいました。
日中は、頭の回線が麻痺するくらい暑かったですしね。
そんな訳で、遺跡の説明とか・・・ありません、えへ。
大雑把過ぎる旅行記で申し訳ない。
アンコールワット周辺の遺跡を観て周るのは、余程の遺跡好きでない限りは3日券で十分だと思います。
一般的な観光ルートの『小回り』1日コースと『大回り』1日コース、それに郊外を1日見れば十分満足できるんじゃないかな??
それにしても、カンボジアって想像していたより物価が高いんですね。
私、きっと今まで旅行した国の中では、インドの次くらいに物価が安いんじゃないかと・・・勝手に思っていたんですけど。
多分、観光客の押し寄せるシェムリアップが特別に高いんでしょうけど、
「カンボジアは物価がすんごく安い!」なんて甘くみてはいけません。
もちろん、日本やヨーロッパに比べればずっと安いんですけど、タイよりは何でも若干高目です。
「1ドル!」「1ドル!」なんでもかんでも1ドル!!! 日本の100円ショップみたいな感じ?
果物とか飲み物とか何でも1ドル!なんだけど、本当ならもっと安くて良いようなものも全部1ドル。
逆に言うと1ドル以下のものがほとんどない。
マッサージなんかは日本に比べると驚く程安いですけどね。(大体1時間5~6US$)
ちなみに、どこでもドルで支払えるのでわざわざ現地の通貨に換金する必要はありません。
多分、カンボジアの一般的な物価から考えたらシェムリアップの物価って恐ろしく高いんだと思うんですけど、観光客の皆様のお陰で、この町はかな~り潤っている様子。
極貧国と言われるカンボジアの姿はここにはほとんどありません。
カンボジア政府も、観光収入で国が潤うよう努力をしているのが感じられます。
この素晴らしい過去からの遺産が、カンボジアの経済を支えている事は確かです。
この、アンコールワットは12世紀前半に、当時の王であったスーリヤヴァンマン2世によって建てられたそうです。
ヒンズー教の寺院として建てられたアンコールワットは、今や世界でも有数の一大観光地。
900年前にこの遺跡を造った王様っ!
あなたの残した遺産が、カンボジアを救うかも!?!?
救ってくれると良いなぁ・・・
次回「シェムリアップ 寺院以外の見所」につづく
Special thanks:今回のカンボジア旅行の予習の際にとってもお世話になったHP 。
感謝!