ウルワツ 1泊2日
3日間宿泊したウブドの「ネファタリ・エクスクルージブ・ヴィラ」の車で、デンパサールの空港付近まで送ってもらい、タクシーを拾って次の宿泊地に移動です。
ウルワツ寺院にツアーなどに乗っからずに自力で行きたいと思っていた私は、ウルワツエリアでビーチにも近そうなバンガローを予約。
この日1泊したのは『Flower bud Bangalow』 と言う、エコロジーな雰囲気たっぷりのバンガロー。
ドア・壁・窓・・・全て天然素材で作られた珍しい造りは、石の文化で育ったFabcinoさんにはとっても新鮮だった様です。
バンガローの中は意外と狭くて、ベットとクローゼットがあるのみ。
ツイン1泊朝食付:50US$
バスルームは、半露天でシャワーも竹の様な筒から流れ出て来ます(お湯は出ません)。
エアコンはありませんが、暑くて寝苦しいと言う事も別段なく、問題なく過ごせました。
私としては、こんな珍しい造りのバンガローは大好きなのですが、問題点が2つ。
・スタッフが親切とは言えない。
・移動手段が無く、タクシーが異常に高い。
空港からこのバンガローまで、メータータクシーで80,000ルピアだったんだけど、
このバンガローでタクシーを手配してもらうと150,000ルピア(約2倍!)。
このエリアは、外からのタクシーの客待ちを禁止しているので、他に移動手段もないんです。
なんか、罠にはまった気分。
当初の予定では、ウルワツ寺院にはタクシーで移動するつもりだったんだけど、
バンガローに頼むと120,000ルピアくらい取られるし、戻りのタクシーがつかまる保障もないのでレンタルバイクを借りる事に。
私もFabcinoさんも以前スクーターに乗っていた事があるので、まぁ、大丈夫かな?という事で二人乗り可能なスクーターを1台借りました。
時速40㎞のノロノロ安全運転で出発っ!
レンタルバイク1台:70,000ルピア
まずは、近く(バイクで10分程)のドリームランド・ビーチへ。
この辺りは、新しいリゾート地として現在開発中の様で、大型ホテルの建設が進んでいました。
ドリーム・ランドビーチは・・・こんな感じ↓
とっても綺麗なビーチです。
波が高くてサーファーの皆さんには嬉しいビーチなんじゃないかな??
でも、波が高すぎて普通の遊泳は禁止です。
(サーフィンはOKみたい)
ビーチ・ベットが並んでいるので、ここで白波の美しい海を眺めて1日過ごすのも良いかと思います。
ビーチを歩いていると、突然大波が来たりして、私達半身ずぶ濡れになりました。
そして、再びバイクでウルワツ寺院を目指して走ります。
幹線道路をひたすら真っ直ぐ進むので、迷う事はないのですが、結構遠い。
30分程でウルワツ寺院に到着。
ここもお猿さんがたくさんいる寺院なのですが、ここのお猿さん達は素行が悪いことで有名。
「眼鏡や帽子は外して下さい、猿に襲われます」んだそうです。
子供用のサンダルを抱えている猿を2匹程見かけたので、お子様連れの方は子供さんが猿に靴を取られたりしないようにご注意を。
ウルワツ寺院は、夕日が綺麗な事で有名な所なのですが、もうひとつ『ケッチャダンス』を見れる事でも有名。
1人60,000ルピア(だったと思う)。
お天気が良ければ、美しい夕日をバックにダンスを楽しめるそうですが、この日は生憎の曇り空。
ケチャダンスは、ウブドの王宮で観たレゴンダンスとはまた違って、こちらもお勧めです。
予想通り、客待ちのタクシーなんて1台もいません。
ここには、皆さん大型の観光バスかチャーターした車で来るみたいですね。
私達は、プルルル・・・と再びスクーターでバンガローに戻りました。
ウルワツ寺院付近の道路は日が暮れると真っ暗で、お店などもあまりないさみしい場所も通るので、もし、ひとりでバイクで移動するのであれば、ちょっと心細いと思います。
昼間の移動は別にして、暗くなってからのバイクでの移動は安全上あまりお勧めはできないかも。
翌日は、宿泊したバンガローから歩いて3分のBalanganビーチでちょっと泳ごうと思って行ってみたのですが、あまり泳ぎたいと思えるようなビーチではなかったので、早々に退散。
チェックアウトして、ここからヌサドゥアのベノアビーチに移動の予定なのですが、さて、どうしたものか。
このエリアは、タクシーに関して料金の取り決めがあるようで決まった金額以外では乗せない!かなり強気の商売をしています。
料金の違いって言っても、日本円で700円くらいのものなんですが、こう言う時に、納得行かない金額は断固払いたくないと思ってしまうのが私の悪い癖。
荷物を背負ってバンガローを出まして、メータータクシーが誰かを乗せてこのエリアにたまたま来るのを道で待つ事に。
しばらく待っていると、1台の車が・・・
運転手:「どこ行くんだ?」
私:「ヌサドゥアまで戻るんです」
運転手:「だったら150,000ルピアだ」
私:「高すぎるからタクシーが通るのをここで待ってるの」
運転手:「タクシーは、なかなか来ないよ」
私:「知ってます。」
運転手:「130,000ルピアでどうだ?」
私:「100,000ルピアなら主人に相談します」
こんなやり取りがあって、ひとまず100,000ルピアでヌサドゥアに移動できました。
ウルワツエリアは・・・商売根性がたくまし過ぎてちょっとがっかりでした。
次回『ジェンガラでお買い物&ジンバランカフェ バリ島最終日』につづく