アテネ☆2泊3日
さてさて、無事にギリシャの旅から戻って参りました。
私にとっては初めてのアテネ。
Fabcinoさんにとっては2度目のアテネ。
主人は、既に一度元カノとアテネに来た事があるらしいのですが、
この方、驚く程何も覚えてない。
せっかく旅行してもすぐ忘れちゃうのって、旅行する価値あるんだか、ないんだか。
エーゲアン航空 でベネチアを夕方発ち、アテネの空港に到着したのは夜の8時半。
空港からはメトロを乗り継いでオモニア駅に向かいます(1人8ユーロ)。
なんだかアテネのメトロってミラノのメトロに雰囲気が似てるな~。
表示とかいまいち良く分からんですな。
私達の宿泊したホテルはアテネの中心部、メトロのオモニア駅から徒歩3分程なんですけど、このオモニア駅周辺ってなんだか雰囲気があまりよろしくない。
ホテルの宿泊料金が安かったのはこのせいかしら?
本日から2泊のホテル『Chick Hotel 』。
新しくてお洒落な感じのホテルです。
ツイン1室32ユーロ。 朝食なし、キャンセル不可のbooking.com 限定バーゲン料金。
お部屋はこんな感じ↓
バス&トイレはこんな感じ↓
ホテルに到着したのが遅かったので、この日は夕食も取らずに就寝。
翌朝9時からホテルを出て、まずはホテルからも歩いて行ける国立考古学博物館へ。
オモニア駅から徒歩7分くらいです。
初めて歩くアテネの街・・・
この街ってなんだかとっても味気ない。
アテネって【行ってがっかりした観光都市】ってよく言われるんですけど・・・
うーん・・・実際行ってみて・・・ちょっと納得。
国立考古学博物館 ↓
入館料7ユーロ。
ギリシャ文明時代の出土品は、大英博物館とかルーブルとか他の国の博物館でも
観る機会があるんですけど、さすが本場ギリシャの博物館!見ごたえあります。
私が個人的に一番興味をそそられたのは、ギリシャ文明初期の頃の出土品。
ここからスタートした文明がここまで進化するのだな~。
約3000年後↓
「あ、この人知ってる♪」↓
高校の美術室で見たアフロディーテ。
このアフロディーテを誘惑しようとする半獣神パーンとそれを阻止しようとするエロス (手に持ったサンダルで殴っちゃう気なのかしら??ギリシャ神話の女神さま、たくましくて素敵)
西欧の美意識の源を観た気がして大変興味深かったです。
他にも、お墓から出土した品々が展示されている場所もあり、故人と共に埋葬された
文字通り金銀財宝を鑑賞できます。
金で作られたデスマスク↓等
この国立考古学博物館は、本当に見ごたえがあって、アテネの観光地の中で1番楽しめた場所です。
国立考古学博物館を出て、メトロでアクアポリスの丘↓に向かいます。
(丘の上にパルテノン神殿がちらっと見えます)
アテネに来たからにはパルテノン神殿を見ずには帰れませんもんね。
他の遺跡も観れる共通入場券12ユーロを買ったんですけど、時間がなくてアクロポリス以外の場所はほとんど見られませんでした。
だって、アテネの遺跡って2時半に閉まっちゃうんだもん。
なんでこんなに早く閉館しちゃうんだろう?
(EUから追い出されそうなくらい働かないのんびりした国 )ギリシャだから?
私達は、ホテルのフロントさんが最新の閉館時間を教えてくれたのでなんとか最低限みたい場所は見る事ができましたけど、ガイドブック「地球の歩き方 ヨーロッパ」と閉館時間が違っていたので、これからアテネに行かれる方はどうぞ十分にご注意下さいね。
こんな遺跡とか↓
こんな遺跡を見ることができます↓
丘の上に立つパルテノン神殿には歩いて登ります。
6体の少女像で有名なエレクティオン(少女像のオリジナルは新アクロポリス博物館で見る事ができます)
パルテノン神殿 ↓
学生時代ギリシャ神話にちょっと興味のあった私としては、一度は観てみたい遺跡だったんだけど・・・。
う~ん・・こんなものなのね・・・って言うのが正直な感想。
圧倒されるような存在感とか、神々しい空気とか・・・
そんな特別なものは想像力が乏しい私には正直感じられませんでした。あらら残念。
度重なる地震でダメージを受け、キリスト教徒やオスマントルコによって壊されてしまったパルテノン神殿。
当時の姿を偲ばせる遺跡からの出土品は新アクロポリス博物館に収められています。
新アクロポリス博物館↓
完成当時のパルテノン神殿はこんな感じだったそうです↓(博物館の模型)
この彫刻が、屋根の所の三角のスペースに並んでいたんですね。
新アクロポリス博物館は、3階展示室のみ写真撮影が可能です。
博物館のカフェでアクロポリスの丘を眺めながらひと休み。
私達は、アテネに2泊しましたが、観光できるのはまるまる1日だけだったので
観たいと思っていた「古代アゴラ」などは残念ながら時間がなくて見学できませんでした。
(2時半に閉まっちゃうんだもん、閉館時間早すぎっ)
翌日はアテネから白い家が可愛いミコノス島へ移動で~す。
『アテネからミコノス島へ』につづく