第二次世界大戦の激戦地 ノルマンディーの海岸を行く
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今回のフランス旅行で、主人のからのリクエストは2つ。
リクエストその1 美味しい生牡蠣を食べたい。
リクエストその2 第二次世界大戦でアメリカ軍が上陸したノルマンディーの海岸に行きたい。
なので、翌日はルーアンを後にして主人のリクエストをかなえる為に車を走らせます。
まず、やって来たのはドーヴィルと言う町。
フランスのお金持ちの皆様がバカンスに訪れるちょっとリッチな雰囲気の海辺の高級リゾートです。
町並みも素敵だし、カジノもあって、ビーチも広い!!!
夏は大混雑のイタリアのビーチとは大違いで、なんか広々として涼しげ。
水着姿の人達もチラホラいるんですけど、やっぱりちょっと泳ぐには8月中旬でも寒そう。
さて、この町にやってきた一番の目的は・・・
こちら↓フランス版海鮮市場!!
新鮮な魚介類を売るお店が並んでいるんです。
ここで魚介類を買って、店の前のテーブルで食べる事ができます。
私達は、ちょっと大きいサイズの生牡蠣12個と茹でたスキャンピ(イタリアでは良く食べられている海老の一種)7尾とグラスワインをオーダーして約40ユーロ。
パンとデザートは、通りの向かいにあるパン屋さんで買って持ち込みです。
ここの生牡蠣、最高~っ!
昨夜食べた生牡蠣は、一体なんだったんだ?ってくらいに肉厚で味が全然違うんです。
Fabcinoも、念願かなって美味しい生牡蠣を堪能できて上機嫌♪よかった、よかった。
大満足のランチを頂いた後は、ノルマンディーの海岸線を車でドライブ。
この辺りって、なんだかお洒落でセンスの良い素敵な家がたくさん建ってます。
ドライブしているとすご~く感じるんですけど、フランスってお花が多いっ。
市役所が管理してるのかな?
こんな素敵な花が、町のあちこちで見られるんです。
こんなに花を綺麗に咲かせるのって、大変だと思うな~。
そして、もうひとつ感じるのが、フランスではおトイレ事情が比較的良いって事。
日本に住んでいると、当たり前の事でありがたみを感じないと思うんですけど、海外に出ると公衆トイレという物がなかなかなくて困る事が本当~に多いんです。
でも、フランスでは、観光地やツーリストオフィスの近くには、大体無料の公衆トイレがあって本当に有難い。
特にね、イタリアで暮らしているとこんな事に感心せずにはいられなくなるんです。
いや~、やっぱりおフランスはイタリアと大違いなんだなぁ~・・。
このノルマンディーの海岸には、アメリカだけじゃなくてイギリスやカナダ等が上陸作戦を行ったビーチにも記念碑が建っています。
そして、ここがアメリカ軍が多くの犠牲を払って上陸に成功したオマハ・ビーチ↓。
映画『プライベート・ライアン』のノルマンディー上陸のシーンを思い出します。
残念ながら、このビーチにある戦争博物館は、到着した時間が遅すぎて閉まってました。
フランスには、戦争博物館がたくさんあるらしく、私達は1箇所だけ博物館に立ち寄ったんですけど・・・。日本は、敵国でしたからね。
かなり居心地の悪い複雑な気持ちになります。
さて、この日はモン・サン・ミッシェルに近いPontrsonと言う町のホテルに宿泊する予定なので携帯電話のナビを頼りに車を走らせます。
この夜宿泊予定のホテルは、20時までにチェックインしないといけないんです。
かなり時間的に予定から遅れてしまったので「30分遅れます」ってホテルに電話を入れていたんだけど・・・。
1時間くらい遅れちゃいそう・・・。
慌てていると、追い討ちをかけるように、途中で携帯の電池が切れてしまい・・・。
「げげっ!ホテルまでの道がわかんな~い!!!」って言う予期せぬ事態が発生。
結局、1時間以上遅れてホテルに駆け込みました。
まだ、到着していない他の宿泊客もいたので、まぁ良かったんだけど危なかった~。
車での移動のときは、時間が読みにくいので門限のないホテルを選ぶべきだったかも。
まぁ、なんとかホテルにチェック・インできた私達。
さ~て、行きますよ~ん
つづく