ロワールの古城とシャルトル大聖堂
さて、本日はホテルをチェック・アウトしてロワール地方から北上し、
シャルトルに向かいます。
でも、その前に・・・もうひとつ古城を訪問。
ロワールにたくさんあるお城の中でも、大きさと言い、威厳ある姿と言い、ずば抜けたお城です。シャンボール城
もともとは、フランソワ1世が、狩猟の為に建てたのが始まりで、その後この城を受け継いだ王によって増改築が行われ、今の姿になったそうです。
レオナルド・ダ・ヴィンチがこの城の設計に関わったであろうと言われています。
先に行ったシュノンソー城が、女性的なお城だったのとは対照的に、このお城は男性的。
でも、この立派すぎるくらいに立派なお城、実際に生活するってなると色々と不都合な事があって、住居としてはあまり優れていないらしく、フランソワ1世は、生涯でたった7週間しかこのお城には滞在しなかったんですって。
だけど、お城の中のお城!と呼べる程本当に立派なお城なので、王の権力を誇示するには十分に役立ったのではないかと・・・。
シャンポール城を後にして、シャルトルに向かいます。
まずは、今夜宿泊するホテルにチェック・イン。「Kyriad chartres 」
このホテルもチェーンホテルで、特徴はないんだけどそれなりにお洒落で居心地はよろしい。駐車場も広々。
私達の様に、朝食と夕食をスーパーで買って来て済ませる旅行者には、こんなポットとコーヒー/紅茶のサービスがとっても嬉しい。
朝食なしダブル1室49ユーロ。 Booking.com の特別料金。
シャルトルの町の中心部からは、車で10分程の郊外にあります。
シャルトルの町の中に宿泊するなら…貧乏旅行には予算オーバーだけど、このホテル。
『Le Parvis 』せっかくのフランス旅行だもん、このくらい味のあるホテルに泊まってみた~い♪
(1泊120ユーロくらい~/シャルトル大聖堂が見える部屋もあり/評判が良い)
シャルトルでは、夏の期間限定で夜のライトアップがあるとの事なので、日暮れ前から行ってみる事に・・・。
町の中心シャルトルの大聖堂 。
世界遺産に登録されています。
夏のフランスは、日暮れが夜の9時半頃なので、このライトアップのショーが始まったのは夜の10時。
シャルトルの大聖堂が、キャンバスのように光に彩られて姿を変えます。
このライト・アップのショー、幻想的でとっても良かったです。
さすが、フランス。芸術的かつお洒落。
(このショーは、15分くらいのもので、何度も同じショーが繰り返されます)
大聖堂以外にも、シャルトルの中心部のあちこちでちょっとしたライト・アップが観られるので、この時期はシャルトルの夜の街をお散歩するのが楽しい。
翌日。
昨晩既にシャルトルの大聖堂の中には入ったのですが、やっぱりここは昼間の明るい時間帯に行かなきゃ!!って事で再びシャルトル大聖堂へ。
この美しいステンド・グラスを観ずに帰っちゃ~いけない。
ヨーロッパを旅していれば、ステンドグラスは珍しいものではないのですが、ここのステンドグラスは一味違う。
残念な事に、この大聖堂も現在内部を大規模な修復工事中なんですけど、それでも十分に見ごたえはあります。
ステンドグラスだけではなくて、大聖堂の造りも彫刻も素晴らしい。
シャルトルの町には、この大聖堂以外特に見るべきものって無いんだろうと思って、計画の最初の時点ではルートに入れてなかったんだけど、来て良かった~♪。
シャルトルの後は、ミレー等多くの画家が愛した村バルビゾンに向かいます。
つづく