大晦日@プラハ
翌日、12月31日大晦日。
この日は、15時25分発の飛行機でイタリアに戻ります。
ホテルでの朝食を済ませ、さて、どうするか・・・。
フライトまで、中途半端に時間があるので、どこかに荷物を預けてプラハをまたまたお散歩する事に。
プラハ本駅なら、きっと荷物預かり所があるはず!
ホテルをチェックアウトして、メトロまでの道をゴロゴロと荷物を引いて歩きます。
駅までの道は、白い壁に囲まれたユダヤ人墓地になっているんですが、
門の所で主人が立ち止まって言うには…。
「ねぇ、あのお墓・・・花や蝋燭がある所をみると有名な人のお墓かな?」
「あ、本当だね・・・フランツ・カフカって書いてあるよ」
「あれ、カフカのお墓なんじゃない?」
(↑二人ともカフカについては名前しか知らない。)
カフカ は、ユダヤ人だったんですね。
20世紀の文学を代表する作家・・・ってウィキペディアに書いてありましたけど、ここの墓地に眠っておられました。
興味のある方は、観光客でもお墓参りはできるようなので、行ってみられても良いかと。
場所はメトロAラインのZelivskeho駅の前です。ユダヤ教の教会があるのですぐ分ります。
プラハ本駅で荷物を預け(ひとつ45コルナ)、またまたプラハの街をお散歩。
大晦日のプラハは観光客の数がグンッと増して、大賑わいです。
今夜は、プラハ城をバックに花火も上がるそうなので、プラハで年を越そうとたくさんの観光客がやって来ているみたいですね。
観光客の多い旧市街は、もう、歩くのも大変なくらいの人の波。
「Fabcinoさん、カレル橋の塔に登ってみない?並ばなくても登れそうだし」
「じゃぁ、そうしようか」
ってわけで、カレル橋の袂に立つこの塔↓の上に登る事にしました。
全然人も並んでなくて、スイスイッと3階のチケット売り場に来たのは良いけれど・・・。
「入場料ひとり60 コルナです」
「クレジットカードは使えますか?」
「いいえ」
「ユーロで払えますか|?」
「いいえ」
慌ててお財布やらポケットやらさぐってみますが・・・
私達の残金が小銭をかき集めても47コルナ・・・。
あた~・・・
もう、後は空港への移動だけだと思っていたので電車のチケットも買って、コルナを使い果たしちゃったのよね・・・。
・・・残念だけどあきらめよう。
上までは登れなかったけど、塔の3階の窓から撮った写真↓
カレル橋は観光客で溢れてました。
さようなら、カレル橋&プラハ城。
さようなら、麗しきチェコ。
さようなら、2012年。
こうして、私達の2012年クリスマス旅行も終わりました。
チェコは、古き良きヨーロッパの面影を残した優雅で可憐な美しい国でした。
人もなんだか慎ましくて控え目。
治安も良さそうだし、ゴミなんかも落ちてないし、壁の落書きもほとんどなくて、とってもクリーンなイメージ。
物価も他のヨーロッパの国に比べるとかなり安いし、満足度の高い観光が楽しめました。
好きだわ~、チェコ。
今年も平和で穏やかな良い1年でありますように。
2013年は、どんな旅行ができるかな・・・
主人は「海!海!海!今年は絶対海!ザンジバル!」って言ってますが。
私は秘かにペルーかインドを狙っています。
皆様も良い1年を!そして楽しいご旅行を!