ワルシャワ 2泊3日
ベネツィアからAir oneの飛行機でワルシャワFrederic Chopin空港に到着。
所要時間約2時間。
空港で、まずは現地通貨をATMで引き出します。
ポーランドはEUに加盟してますが、通貨はまだズウォティ(PLN)が使われています。
※1PLN =約30円(2013年8月現在)
空港から市内へは乗り換えもないバスで移動ししました。
チケットは空港内の窓口で売ってます。ひとり4.4PLN。
空港内のバスのマークを頼りに移動したら、中長距離バス(コーチ)の乗り場に行っちゃいましたけど、バスの乗り場は、到着ロビーからコーチの乗り場に向かう途中にあります。屋根付きのバス停が2つ並んでいますが、特に「BUS」とかって表示はありません。
バス停で175番のバスを待ちます。
市内中心部までは約40分くらい。
雰囲気としてはチェコにやっぱり似てるなぁ~。
お~、(写真はないですけど)ポーランドは美人が多いっ)
ワルシャワの地図 ↓
ワルシャワのランドマーク『文化科学宮殿』を過ぎて、NOVOTEL HOTELの前でバスを降りました。
これから2泊するアパートメントへ徒歩で向かう途中、ちょっと寄り道。
チョコレートの老舗『E.Wedel』で一休み。
イタリアの家を朝の7時に出たので朝食も抜きでお腹ペコペコッ。
私はチョコレートケーキを、Fabcinoさんはモーニングセットを注文。
↑私が頼んだチョコレートケーキ/16PLN
折角だからホットチョコレートもっ!ってあまり考えずにオーダーしてしまい・・・。
美味しかったですけど、チョコレートケーキにホットチョコレートはさすがにね、
くど過ぎた・・・。
血糖値がガツンッと上昇。ウゲッ。
このお店からワルシャワで2泊したアパートメントまでは徒歩5分程の距離。
メトロの「Swietokrzyska」駅から200mくらいで便利なロケーション。
ポーランドでは、日本で言うマンションの1室を宿泊施設として貸す【アパートメント】が結構多いんですが、鍵の受け渡しの連絡等の為に携帯電話を持っていないとかなり不便です。
今回のアパートメントには、セキュリティーの人が常時いたので、メールで到着予定時間を知らせておけば『セキュリティーで114号室の鍵を受け取って下さい」と言った連絡が来ます。
お部屋はこんな感じ。IKEAのモデルルームみたい。
1泊250PLN。日本円で7,500円位。
キッチンは食洗機と電子レンジもあり、食器なども揃っています。
ワルシャワの街は、首都としてはまだまだ小規模ですが、ただ今建設ラッシュみたいです。
部屋から『文化科学宮殿』が見える部屋を選んだので、窓からワルシャワのランドマークがきれいにみえます。この『文化科学宮殿』の近くにワルシャワの中央駅もあって、徒歩10分位。
このアパートメントは、とにかく便利な場所にあってワルシャワのメインストリート・鉄道駅・旧市街等旅行客が行く場所にはほとんど徒歩圏。
22階建てのマンションの上に赤い[BOSCH]のマークが輝いているので、遠くからでもすぐ見つけられます。※広告が変更になってたらごめんね。
24時間営業のスーパーも同じ敷地内にあってとっても便利でした。
ワルシャワで贅沢にちょっと素敵なホテルに泊まるなら、『Hotel Bristol』。
ワルシャワの風光明媚な大通りに面していて、王宮と旧市街地にとっても近い。
それでは、1日目の観光スタート!
ワルシャワの目抜き通りを歩いて、世界遺産になっている旧市街へ向かいます。
この銅像の横にあるのがHoly cross church(聖十字架教会)。
ここには、ポーランドの誇る音楽家ショパンの心臓が収められています。
ポーランドを離れ、フランスで亡くなったショパンの遺志で心はここに眠っています。
(マタイによる福音書より)『あなたの宝のある所にあなたの心もある』という一文とともに。
(ワルシャワには、ショパン・ミュージアムもあるのですが、私達は行ってません)
旧市街地へ続くメイン通り、美しいですね~♪
途中の公園には第二次世界大戦当時を伝えるパネルが並んでいました。
終戦を迎えた1945年のワルシャワ中心部。
こんな状態だった終戦時のワルシャワを、市民の熱意と努力で戦前と同じ姿に蘇らせたのが今のワルシャワ旧市街地。世界遺産に登録されています。
旧市街地の入り口、王宮前の広場
ここでは終戦を記念するコンサートが行われていました。
旧市街広場に続く道
旧市街地の広場
それにしても・・・
ワルシャワ、既に寒いっ!8月の中旬だと言うのに、既にオープンカフェでは暖房が
入っています。長袖も持っては来ていたんだけど、コットンのパーカー程度では寒すぎるっ。
半袖のTシャツで歩いている人たちもいますけど、もう、ここは秋なの?!
ワルシャワでの夕食は2晩とも『Podwale Kompania Piwna』と言うレストランへ。
(上の地図上のRの印の所です)
旧市街地の塀のすぐ外にあります。
写真のBarbikanのお向かいです。
いつも人で賑わっていて、それなりに美味しいレストランでした。
ただ、とにかく量が多いのでメインディッシュは日本人なら2人で1皿で十分かと。
ポーランドに来たら絶対食べたい|!って思っていたキノコスープ。
濃厚なお味。キノコ好きの私は大満足♪
お肉の盛り合わせ2人前、お・お・多すぎるっ!
2人ではとても食べきれない量。
このお店では、頼めば残った料理をお持ち帰りパックにしてくれるみたいです。
ポーランドの料理は、結構こってり味の濃いものが多かった気がします。
私は大変美味しく頂きましたけど、薄味好みのFabcinoさんにはかなりヘビーだった様です。
さて、翌日。
ワルシャワは大きな町でもないので、大体の観光地には歩いて行けます。
そもそも観光地!って言える様なものもあまり多くはありません。
まずは。地図に載っていたので『Museum The History of Polish jews』へ。
立派な建物です。
大変立派な建物なのですが、完成しているのは建物だけ。
展示物はほとんどありません。現在準備中で、2014年夏の完成を予定しているそうです。
入場料は・・・いくら払ったのか忘れてしまいましたが、とにかく、行って損した・・・。がっかり。
地図を頼りに、ワルシャワの街を歩きます。
戦争のモニュメント
(子供兵士の銅像)
そして、王宮を見学。
ここも戦後復元された物です。
王の寝室
大理石の部屋が見事でした。
歩いてヴィスワ川を渡り、対岸から見た旧市街地。
終戦まじかの1944年8月。ソ連軍がワルシャワの近くまで進行し、ドイツ軍は劣勢に・・・。
ドイツの占領下にあったワルシャワ市民は、(ソ連軍の進軍を信じて)ドイツ軍を相手に蜂起します。
しかし、政治的にポーランドが反ソであることを見抜いていたソ連軍はこの川の向こうから動こうとせず、ソ連軍がワルシャワを守る気がない事を理解したヒトラーは徹底的にワルシャワを攻撃。ワルシャワ蜂起は失敗に終わります。
(ワルシャワ蜂起のモニュメント)
野心に燃えるドイツと、ポーランドを支配下に置こうと企む大国ソ連に挟まれたポーランドは、第二次世界大戦で最も苦しめられた国・・・と言ってもよいのかもしれません。
『あの戦争を忘れない』そんなポーランド国民の誓いが感じられたワルシャワでの2日間でした。
最後にワルシャワの写真を3枚。
翌日は、ワルシャワから鉄道でポーランドの北『グダニスク』にむかいます。