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イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

マルボルク・ドイツ騎士団の城とトルン 1泊2日

本日は、グダニスク近郊にあるマルボルクに立ち寄り、世界遺産に登録されているドイツ騎士団の城を観光してから、ポーランドの古都トルンに鉄道で移動します。

 

この世界遺産に登録されているドイツ騎士団の城は、旅行の計画の段階では予定に

入れてなかったんだけど、ワルシャワからグダニスクに向かう列車の中から見えたので、予定をちょっと変更して行ってみることに。

 ワルシャワからグダニスクに向かう列車のグダニスクの手前1時間程のマルボルク駅で途中下車すれば簡単に行けます。

 

 私達は、グダニスクからマルボルクへ鉄道で移動。

列車の中から見たドイツ騎士団の城↓

 

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マルボルク中央駅にはスーツケースも入るコインロッカーがあるので、移動の途中に

荷物を預けて騎士団の城を見学する事もできます。

注)ロッカーの数は少ないので、運が悪いとロッカーに空きがないかも。

 

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マルボルクの地図。

 

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騎士団の城は、鉄道駅から徒歩で15分程の距離です。

マルボルクと名の付く鉄道駅が2つありますが、騎士団長の城は2つの駅の中間くらいにあります。

 
マルボルクで1泊するなら、駅と騎士団の城の途中にあるこのホテルが便利かと。
Grot Hotel

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このお城もかつて第二次世界大戦時にドイツ軍とソ連軍の戦場になったので、復元されたものです。

 

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お城の見学は、ツアーガイドについての見学(所要時間3時間)と、オーディオガイドを聞きながらの見学が選べます。

 私達は、英語のオーディオガイドを聞きながら見学スタート。1人39.5PLN。

 

想像していたより、随分と大きくて立派なお城です。

見応えは十分にあるので、ポーランドの北部を旅するなら、立ち寄って損はないと思います。

 

なぜにポーランドにあって『ドイツ騎士団の城』なのかについては、若干説明がややこしいのでウィキペディアをご参照下さい。

(13世紀にポーランド国王がキリスト教徒でなかったこの地に住むプルーセン人を力で改宗させる為に呼び寄せたドイツ騎士団(十字軍)のお城として建てられたのが事の起こり・・・みたいな感じ??)

 

この日は、私、ちょっと集中力に欠けて適当な見学しかしていません。

オーディオガイドも聞いてる様で聞いてない。

 

          重厚な門をくぐって城内に入ります。

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     お城の中庭。

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     騎士達が集った大広間。

     この部屋の下には大きな釜戸があって床暖房になっていたのだとか。  

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     珍しい楽器を奏でる女性。

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     本丸に入る為の門。

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     回廊が美しい・・・

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     お城の台所

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     お城の中の大聖堂は、今も破壊された当時のままの姿です。

 

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     大聖堂の床を彩ったタイル

 

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お城の見学の途中には、中世の頃の武器の展示や、この地方からの出土品、琥珀などを展示した部屋もあります。

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オーディオガイドに従って45箇所程説明を聞きながら周るんですけど、

やっぱり結構時間がかかりますね。

1時間位でささっと見れるものかと思ってたにゃ

 

 

     川に架かる橋を渡って対岸へ

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       川向うから見るお城

 

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さて、ドイツ騎士団の城の見学をすませて駅に戻り、トルンへ移動。

でも、列車の接続があまり良くなくて、マルボルク-トルンの移動(乗り換え1回)に

4時間もかかっちゃいました。

 

 

ポーランドの鉄道は料金が安く、割と路線は充実していますが、とにかく時間がかかる・・・。

マルボルクを15時32分に出発し、Tczewの駅で一度乗り換え、19時23分にトルンの駅にようやく辿り付きました。

トルンの駅は、ちょっと町はずれにあるので、駅前から22番か27番のバスに乗れば、トルンの旧市街地に移動できます。1人2.4PLN。

 

注)トルンにも鉄道駅が2つあります。

 私達が降り立ったのは『TORUN GLOWNY』(トルン中央駅)。

 もう一つの駅は『TORUN MIASTO』こっちの駅の方は旧市街地に徒歩で行ける近さ。

 トルンの地図。

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バス停は城壁の外。

 

 

本日の宿にチェックイン。

ふ~っ(-゛-)・・・結構長い1日だった。

この日1泊したのは『Hotel Pod Ortem』と言うホテル。

立地が良くて、宿泊料金も良心的 ツイン1泊150PLN。

 

旧市街地の中心部に位置していて、分かりやすい場所です。

※地図上のHの印。

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 部屋の革張りのソファー、おじいちゃんの家にあったなぁ、こんなの。

ちょっと古くささの漂うホテルですが、宿泊客に快適に過ごしてもらおうと言うホテルの心配りが感じられます。フロントも親切で気持ちよく宿泊できました。

 

 

夕暮れ時のトルンの街をちょっとお散歩して、夕食を食べに出かけました。

今日の夕食は『Paragon Fiskalny』。

Tripadvisorで人気だったので行ってみたんだけど、なんか組織票の匂いがする・・・。

口コミサイトは、宣伝目的のレビューも結構あるので判断が難しい。

ここって、ポーランド国内に何店舗かお店のあるチェーン店みたい。

 

これ(写真の白いもの)、なんだと思います?ポーランドではたまにみかけます。

パンに塗って食べるんだけど・・・

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牛脂、ラードです。炒めた玉ねぎなんかで味付けされてて、美味しいんだけど・・・。

コレステロール高そう~っ。

 

濃厚なキノコスープ

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                       (9PLN) 

 

ポーランドの(名物料理)ピエロギ

 

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                           (13PLN)

 

中国からロシア経由で餃子が伝わったんだそうです。

中の具と、つけるソースを選べます。私はチキンとチーズの具にキノコのソース。

 手頃で無難な夕食って感じでした。

 

 翌日、ホテルの近くの『SZEROKA No.9』で朝食。

 

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ここのサンドイッチ美味しかったっ♪

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                      (12PLN)

 

主人のオーダーしたモーニングセット。

 

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                       (16PLN)

 

お店の雰囲気も良いし、お料理もおいしい。

ポーランドらしい料理・・・ではないですけどね。私は大変気に入りました、このレストラン。

上の地図のRの印の所。旧市街地の大通りにあるので、すぐ見つけられます。ネコの肉球2

 

 トルンの街を観光しま~す。

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小さな町なので、3時間もあれば徒歩で概ね廻れます。

世界遺産に登録されているので期待して来てみたんだけど・・・。

う~ん。正直な感想=特別な街ってわけでもないかなぁ・・・。

 

この町はコペルニクスの生まれた町なんですって。

コペルニクスの生家。

※地図の「家」の印

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中の見学もできるそうですが、たまたま通りかかった市内観光のガイドさんが

「特に興味深いものは何もないです」って説明していたので、私達も外から眺めてパス。

 

 

ギルドの屋敷が小さな博物館になっていて、この辺りの歴史を紹介しています。

 

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中世の騎士のコスプレがちょっと楽しかった笑う

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コペルニクスに因んで(?)プラネタリウムもあります。

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これは、騎士団の城跡。

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以前はこの町も、こんな塀でぐるりと囲まれていたんだそうです。

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この日は、またまた移動なので、バスで駅に戻り、次の街ポズナンに向かいます。

 

 

つづく