③ハンガリー温泉体験&首都ブダペスト
さて翌日。
こんな景色を眺めながらのドライブ。
ハンガリーはヨーロッパの中では温泉大国として有名ですよね♪
私、温泉大好きな人ですので今回はハンガリーの温泉体験をと~っても楽しみにしていたんです♡
今回、私が選んだのはへーヴィーズと言う町の温泉。
小さな町ですが、治療目的で滞在する人の為の大型ホテルが結構たくさんあります。
街に入るとプーンと漂う懐かしき硫黄の匂い。
これが日本なら浴衣にタオルでカランコロンと歩く湯治客の姿が見られる所ですが、ヨーロッパの湯治客は水着に浮き輪とバスタオル。趣が随分違います。
さて、目的地に到着!
ハンガリー国内では大変有名らしい温泉!
そう、この温泉、湖なのです。
設備もしっかり整っていて気持ちよく利用できます。
入湯券3時間1人 2,600HUF 本日のレートで1,120円位を購入すると、こんな↓リストバンドをくれます。
このリストバンドが、入退場のチケットの代わりと更衣室のロッカーの鍵の役目をします。
こんな風に休憩用のサンベッドがたくさん並んでいて、疲れたらゴロリと一休憩。
では、水着に着替えてハンガリーの温泉初体験♪
ウワッ!ツメタィッ!
日本の温泉感覚で来てしまったんですけど、水温は普通の湖に近いです。
かすかに生暖かいかなぁ?日本の室内プールくらいの温度とご想像下さい。
ほのかに硫黄の匂いがします。
※建物の中には少し温度の高い所もあるそうです。
ここの湖、結構深くて足は届きません。
うわ~っ・・・沈んじゃう~・・・
多分、沈んじゃう前に湖の監視係の人が助けてくれると思いますが、できれば彼らのお世話にはなりたくないので、必死に犬かき&立ち泳ぎ。
ボートで巡回する監視員さん↓
所々につかまれる場所があるので、手すりに掴まってプカプカと浮かんでの湯治。
他の皆さんは、こんな浮き輪持参で楽しんでました。
浮き輪は、駐車場の出店で色んなタイプが売ってますし、施設の中で有料の貸出もあるそうです。
温泉とは言っても体が冷えちゃうから体に効いた感じは正直まるで無いです。
肌はちょっとスベスベになったかも?気のせい?
泳ぐから運動にはなりますけど。
所変われば温泉もこんなに違うんですね~。
ハンガリーでの温泉体験の後は、車を更に走らせて首都ブダペストを目指します。
ハンガリーの高速道路のチケットを購入。
高速のサービスエリアやハンガリー国内のガソリンスタンド等で購入可能です。
ハンガリーは、車のナンバープレートの番号を登録するシステムみたいで、他の隣国のようなステッカーはない様でした。
ところが、ところが、ところが・・・先日ハンガリーから違反切符が我が家に届きまして・・・。
私達、知らないうちにちょっとだけ高速に乗っちゃってたみたいなんです。高速料金を支払う前に・・・。
日本円で約1万円の罰金を払うはめに・・・。
しまったぁ~・・・ やってしまったぁ~
話が逸れちゃいましたけど、まずは、この日のホテルにチェックイン。
本日のお宿は、大きなブダペスト東駅から徒歩5分程の「ザ スリーコーナーズ ホテル ブリストル 」。
外観はとってもクラッシックですが、
お部屋はコンパクトでカジュアル。
1泊ツイン朝食付きで55€。Booking.comの特別料金 。
朝食も種類があって満足な滞在ができました。
この日は土曜日だったので、周辺の路上のパーキングが無料なんですって♪
助かるわぁ~。
通常だと1日駐車したら15€位。
国際列車等が発着するブダペスト東駅を利用する人達にはとっても便利なホテルです。
東駅の前の大通りを1本脇道に入った所にあります。
観光の中心である王宮へは歩くと多分1時間くらいかかるので、地下鉄かバス利用ですけど。
鉄道・メトロ・バス全てにアクセスが大変良いです。
ブダペストの玄関口ともいえる東駅↓建物も立派です。
さて、それでは夕方になっちゃったけど、駆け足でブダペストの観光です。
まずは、ブダペスト随一と言われる『聖イシュトバーン大聖堂』へ
正面から見るとこんな感じ
でも、右斜め下から見上げる横顔の方が素敵かも。
大聖堂の内部はかなり豪華な感じです。8500人を収容できるんですって。
続いて、ブダとペストの架け橋である『くさり橋』へ。
ブダペストと言えば、このくさり橋周辺の景色の美しさが有名ですよね。
おお~っ!趣のある立派な橋だわぁ♪
ニューヨークの有名なブルックリン橋を小型化したみたいな作りです。
対岸の王宮の丘も見えます。
さすがにココまで下って来ると川幅も広いっ。
丘の上の王宮へは、この橋の袂のケーブルカーで登ります。
※もちろん歩いても登れます。
写真を撮り忘れたんだけど、このケーブルカー木製でクラッシック♪
ケーブルカーの乗り場↓
ケーブルカーから見るくさり橋が綺麗♡
ケーブルカーで到着したのが「王宮の丘」。
王宮の丘の見取り図 ↓
宮殿あり、教会あり、お店や家もあり・・・ひとつの町みたいな感じです。
今はホテルやレストランもあるしバス停もあります。
かつての宮殿
今は、美術館や博物館として使われています。
マーチャーシュ教会。
中欧の教会って屋根がカラフルな瓦で彩られていて可愛いわぁ。
王宮の丘の城壁を守っていた『漁夫の砦』なんか、とっても絵になる所です。
観光客にも一番人気
対岸には大変美しい国会議事堂。
この「漁夫の砦」から見下ろすブダペストの町は本当~に美しいです。
この美しい景色を客室から楽しめるホテルは「漁夫の砦」の隣に建つ「ヒルトン ブダペスト 」。
ツイン1泊130ユーロ~ Booking.comの特別料金
※ドナウ川ヴューの部屋だと170€位~
この立地でこの宿泊料金ならお値打ちかも。
王宮の丘は結構広くて日用品が買えるスーパーなんかもあります。
あっ!このレストラン!「21 Magyar Vendeglo 」!
どなたかのブログで、手ごろな値段でハンガリー料理が楽しめるって紹介されていたので行ってみたいなぁって思っていたんだけど、さすが!すでにほぼ満席みたいです。
『漁夫の砦』から徒歩2分程の分かりやすい場所にあります。
もう、夜の8時ですけど中欧の夜はまだまだ明るい。
お腹も空いたけど、夕暮れ時の美しい景色を見逃すわけにはいきません。
ブダペストの美しい夕景をこの王宮の丘から見るか、川の反対側から見るか・・・。
悩ましい所ですが、私達は王宮の丘を下って反対側から見ることに。
再びくさり橋を渡って、ライトアップされた王宮が見える場所へ移動。
ブダペストの町が徐々にライトアップされ始めました。
この美しさを写真に収めたい!と、カメラを手にドナウ川の川岸をウロウロ。
この美しい夕景を写真に撮るには大きな障害物が邪魔していてなかなか良いポジションが取れないのです。
ブダペストで最も美しい景色は、クルーズ船と船上レストランが独占しておりまして
(↓こんな風に船が停泊中)
美しい橋や王宮の丘が見えな~いっ!・・・。
この景色を存分に楽しみたいなら、手段は多分3つ。
①船上レストランを予約する。
②景色を楽しめるホテルを選ぶ。
ベストポジションに建つのは、こちらの『インターコンチネンタル ブダペスト 』
※メトロ駅にもトラム駅にも近いし、ブダペストのメインストリートにも近いです。
ツイン1泊130€~ Booking.comの特別割引料金
※ドナウ川ビューのお部屋は165€~ 宿泊客の評価も大変高いです。おススメ
なんとか、停泊する船の合間から撮った写真。
ライトアップされた夜のブダペスト!とっても美しかったです♪
さて、そろそろお腹も空いて来たのでレストランに移動。
ハンガリーってフォアグラが有名なんだそうで、「ぜひともフォアグラを食べたい!」と思っていたのですが、行ってみた人気レストランは当然の様に満席。
土曜日の夜だもんね~・・・。考えが甘いよね~・・・。
他のレストランまで移動する気力も体力も無かったので諦めてホテルに戻り、近くのスーパーで買った物で夕食を済ませました。
昨日に引き続き・・・残念~っ。
ブダペストは、川岸の風景がと~っても美しい素敵な街でした♪
翌日は、スロバキアをかすめてウィーンへ向かいます。