サントリーニ島7日目☆ピルゴスの町とティラの遺跡
今回のギリシャの旅行記もいよいよ最後。
結構長かったなぁ~。
本日は、サントリーニ島の中でもあまり観光地化されていないピルゴスの村を散策。
丘の上に小さな城跡と大きな教会があり、それを取り巻く様にギリシャらしい家が建っています。
んまっ💛なんて可愛いお宅。
迷路の様な小道を上へ上へと登ります。
お洒落なカフェ&レストラン↑今日はお休みみたい。
こんな階段を上ると大きな教会が。
Fabcinoさんがサラダを食べると言うので、大きな教会の横のレストラン『Penelope's 』で軽く休憩。
そこからの景色が大変ギリシャっぽい
あらら、なんか写真が傾いてますよ。
可愛いニャン仔が「何かください」と。
それがね、主人はナンチャッテベジタリアンなのであげられるものが何もないのよ~。
ロバみたいに野菜ばっかりたべてるの。
あ~、行ってしまった。
ごめんよ~。
この村の頂上は、まだもう少し上です。
おや、また教会が・・・。
更に登った村の一番上にはこの教会が。
さして大きな村でもないんだけど、立派な教会が4つもあります。
ギリシャの人達ってとっても信仰心が篤いんですよね。
小さな城跡は廃墟になっていたので写真は撮って来ませんでした。
遥か遠くにフィラの町が見えます。
素朴なギリシャの村って雰囲気でなかなか良い所でしたピルゴス。
さて、次に私達が向かったのは『ティラ遺跡』。
サントリーニ島で一番高い山の上にある遺跡です。
この山、私達が宿泊しているペリッサの町からよく見えます。
下からは見えないんだけど、山の頂に『Ancient Thera』と呼ばれる遺跡があるんです。
この山のトレッキングは結構人気みたいで、山登りの格好をして歩くグループをペリッサの町でみかけました。
反対側のカマリの町から車で登る事もできます。
私達はもちろん車で登ったのですが、遺跡の駐車場からはさらに坂道を登ります。
遺跡の左手に広がるのがカマリの町
遺跡の右手に広がるのがペリッサの町
昨日見学したアクロティリの町が火山灰に覆われてしまった紀元前17世紀から、この島は人の住まない荒地と化していました。
紀元前8世紀にTherasに率いられた人々がスパルタからやって来てここに町を作り、
その時からこの島はTherasに因んで【ティラ】とも呼ばれる様になったそうです。
しっかし、よく、まぁ、こんな高い所に町を造ったもんですね。
駐車場からの坂道でさえも私にはきつくて、きつくて、暑くて、暑くて・・・。
それでも頑張って登ったんですよ。
これは↓宗教的な場所に刻まれた彫刻
左がライオン↑で ↑右が鳥。
うっすらと岩に描かれているのが分かるでしょうか?
そして、更に登ってやっと遺跡の中心には辿り着きました。
やっと登って来ましたが、私はココで暑さにやられてギブアップ。
ベンチに座って主人の遺跡見学が終わるのを待っていたんですけど・・・。
本当~に具合が悪い。
この遺跡には石の遺跡以外何もありません。
水は持って来たので水分補給するんだけど・・・どんどん具合が悪くなる・・・。
遺跡をヨロヨロと下り始めた所で嘔吐して動けなくなってしまいました。
少し歩いては休み、少し歩いては休み、その内歩けなくなっちゃって。
「救急車を呼ぼう」って が言うので、いやいや、救急車とか絶対やめてくれと頼んで力を振り絞って歩きました。
ほとんど歩けてなくて主人に抱えられながらなんとか下山。
手足が痺れて全く体が動きません。
意識が朦朧としてきたので、やむなくフィラにある病院へ・・・。
血液検査されて「あなた、貧血がひどいです」って言われて、水分補給の点滴されました。
あぁ、恥ずかしい。
旅行に来て貧血で動けなくなるなんて。ギリシャまで来て病院のお世話になるなんて・・・。
暑さに弱くて貧血なのは私の体質ですが、やっぱり旅行中は体調管理をちゃんとしないとダメですね。
この日の夜は、タベルナで
「お肉を食べなさい!赤身ののお肉だ!」とお肉料理をガッツリ食べさせられました。
このお肉、硬っ!
そして、翌日。車で空港へ。
サントリーニ島のレンタカーは、借りた時はガソリンはほぼ空です。
自分で必要な分だけガソリンを入れるシステム。
空港までの車の燃料計はゼロをとっくに切っていていつ燃料不足で止まるかと冷や冷やしました。
空港の駐車場に車を停めて、鍵をマットの下に隠してレンタカーの返却終了。
さすがギリシャ、おおらかですなぁ。
サントリーニ島の空港↑小さいな~。
到着ロビーの前にはタクシー乗り場とバス乗り場があります。
※島内の全てのバスの起点はフィラです。イア行きの直通はありません。
これにて、私達の今回の旅行記は終了。
ブログを見にきてくれた皆さん、ありがとうございました♡
旅行記は終わりますが、この後「サントリーニ島へのアクセス」と「サントリーニ島の素敵なホテル」について記事を書きたいと思います。
と言うわけで、まだつづく。