旅行記⑧エダムのチーズ市と夜のアムステルダム
さて、次の日。
7時に起きて早目にホテルをチェックアウト。
朝8時14分発デン・ハーグ→アムステルダムの列車に乗ります。
オランダでは、切符を毎回購入すると1€の発券手数料みたいなものが加算されます。
なので、1枚7,50€で作れるOVチップカード を作ってこのカードにお金をチャージして使用するシステムがオランダでは一般的みたいです。これなら毎回発券手数料は必要ありません。
プリペイドカード…みたいな物・・・かな?。
私達の様な旅行者はどっちが良いのか…。
私達が鉄道を利用するのは残すところ4回。
だったら、OVチップカードの使用しなかった残金払い戻し(2.50€の手数料が必要)の面倒な手続きを考えると、1€毎回取られても発券機で普通に切符を購入した方が無駄がないと判断しました。
デン・ハーグからアムステルダムまでの列車の料金が1人17€。
60㎞の距離で日本円で2,000円弱。結構高いですね、オランダの列車の料金。
アムステルダムの大きな中央駅に到着♪
まずは、駅前のツーリストインフォメーションで3日間のトラムチケット1人17€を購入。
(トラムの1日券は1人7€。)
アムステルダムは結構大きな都市なのでこの乗り放題のチケットは便利です。
そして、中央駅の前からトラム2番で本日のホテルに移動。
この日から2泊したのはゴッホ美術館に近い『Hotel Piet Hein 』。
中央駅からだとトラムで10~15分位かな?
トラムの駅からホテルまでは徒歩3分位。大きな公園に面していて中心部なのに静かで快適なホテル。
ロビーも普通の邸宅の様な雰囲気で素敵。
お部屋はこんな感じ↓バスルームは狭いけどバスタブ付でした。
ツイン1室85€ Booking.com のキャンセル不可の特別料金。
夏の時期のアムステルダムのホテルはどこも価格設定が高く、良さそうなホテルは既に満室だったので、たまたま見つけたこのホテルはあまり期待していなかったんだけど、悪くないホテルでした。
建物自体は若干古びた感じはありますが、アムステルダムの古さはこれも魅力の内かな?
新しくてとにかくロケーションが最高のホテルがご希望なら、『ibis Amsterdam center 』がおススメ。
アムステルダム中央駅に隣接していますので、効率よく観光ができます。
このホテルの近くは美しい運河沿いの散策も楽しいし、宿泊者の評判もまずます。
お部屋が狭いとの感想もありますが、アムステルダムの中心部で部屋が広くて宿泊料金お手頃のホテルを期待するのは難しいんじゃないかと…。
9時半頃に宿泊するホテルに到着。
荷物を部屋に残し、再びアムステルダム中央駅へ。
今日はチーズの町「エダム」で夏の間水曜日の午前中に開催されている『チーズ市』の再現イベントを見に行きますっ。
駅の正面玄関の反対側のバスセンター2階から314番のバスに乗車。
アムステルダムの近郊をバスで1日周れるチケットが1人10€。
チーズで有名なエダムの町は、既に数日前にレンタカーで訪れた漁港の町フォーレンダムのにとても近いので、本当はレンタカーで行けたんだけど、『チーズ市』がね、水曜日だけなのです。バスで30分程でエダムの町に到着。
小さくて可愛い町です。
町の広場で10時半から12時半まで行われている『チーズ市』のイベント。
たくさんの観光客で賑わっていました。
馬車や運河をボートで運ばれて来たエダムチーズが・・・
チーズ市で計量されて、取引されて、出荷されるまでをエダムのシニアボランティアの皆さんが再現してくれます。
シニアボランティアの頑張りのおかげで、エダムチーズが飛ぶように売れていました。
オランダの衣装を着てチーズを売る女の子。可愛いねぇ💛
私達もエダムチーズを200g程買って、パンと果物で運河沿いのピクニック♪
オランダのチーズはクセがなくて食べやすい。
私達日本人が小さい頃から食べていたチーズに一番近いんじゃないかなぁ。
エダムの町も運河が美しくて、お庭の花も綺麗♪
小さな可愛い町のメイン通りで、こんなお店を発見。
ガラクタ屋さん?いやいや、アンティークショップです。
お店の中をのぞいていたら、お手頃で素敵なお皿がっ!
「2枚の中皿」と「1枚の大皿」・・・あぁ、どっちにしよう。
3枚全部買ったら・・・怒るだろうなぁ・・・。お店の外で待ってるこの人→
ええいっ「この大きいお皿下さい」って大皿1枚45€で買いました。
でも今でも後悔が…全部買っちゃえば良かった~。
私が買った大きな絵皿。
お店の人によると、18世紀のDelft Klauwのアンティーク皿なんですって。
本物のアンティークかどうかなんてこの際どうでも良いのです。どうせ私には価値は分からないんだし。
壁に飾れる思い出のデルフト絵皿ゲット~♪やった~
再びアムステルダムにバスで戻ります。
アムステルダム近郊には散策が楽しい小さな村がたくさんあるんですけど、アムステルダム中央駅から316番のバスで、私達が今回訪れたアムステルダム近郊の3つの村全部(Broek in Waterland /Vlendam / Edam)周れるみたいです。
さて、再びアムステルダムに戻りホテルでちょっと昼寝。
お腹も空いたので、ホテルの近くの評判の良い『The Seafood Bar 』で早目の夕食。
私のオーダーはスープと生ガキ♪
今回の旅行では生ガキを楽しみにしていたの~♪生ガキは6コで22€
一方主人はロブスターを楽しみにして来たのです♪ロブスターは27€
このロブスター、ブリュッセルで食べたロブスターより一回り大きいっ。
ボイルとグリルが選べるんだけど、主人のボイルのロブスターは茹でてあるけど冷たい…。
アツアツが食べれたら良かったのに。
主人の感想「やっぱり美味しいソースで食べるアツアツのロブスターが美味しい」。
悪くないレストランでしたけど、冷たいロブスターはやっぱり残念。
そろそろ暗くなってきましたが、トラムでダム広場に向かいます。
こちら王宮です↓今は迎賓館として使われているんですって。
この王宮から500m程の所にアムステルダム最古の立派な教会『旧教会』があるんですけど、その旧教会の周りは日が暮れるとこの状態↓
赤いネオン↓ 旧教会↓
飾り窓地区って、こんなアムステルダムのど真ん中にあるんですね。
しかも、旧教会を取り巻く様に赤いネオンが怪しげに…。
ツアー客も観光客もぞろぞろと・・・。すごい賑わいです。
もっと、こう、裏通りの入りにくい雰囲気の所にあるのかと思っていたけど、飾り窓の夜はパワフル!
色んなお店が並んでいます。
普通のレストランやカフェもありますけど、写真をココにアップしたらはてなブログさんから注意を受けそうなドギツイお店もたくさん。
赤いネオンの飾り窓の中では、下着姿の女性たちがお客さんを待ってます。
一人歩きの男性にはちょっと挑発的なポーズをして誘うみたいですね。
で、お客さんはドアを開けて中の女性とお話(交渉?)。
話がまとまったら中に入ってカーテンを閉める。
ミュージアムもあるのでこの飾り窓の部屋がどんな造りなのかとか興味のある人は入ってみるとよいかもしれません。
すっごい綺麗なお姉さんもいる~。
けど、ビックリするようなおばちゃん体系のお姉さんもいる~。
好みというのは色々なのですよ、きっと。
女の子の一人旅で夜の飾り窓に行くのは、危険な感じはしませんでしたけど早い時間にツアーの団体さんの後ろを付いて歩くのが良いのではないかと。
変な所に迷い込むといけませんからね。
そして、夜のアムステルダムに漂うこの煙・・・。
なんて表現したら良いんだろう・・・私が苦手だったフマキラーの蚊取り線香みたいな匂いがします。
こんな説明じゃ分からない?う~ん、そうよね~。
こんなお店の前を通ると、もうモクモクと・・・。↑
オランダでは合法のマリファナの吸える「COFFEE SHOP 」。
なんでマリファナ吸えるお店をコーヒーショップって呼ぶんでしょうね。
間違えて入っちゃうかもよ。
翌日はアンネ・フランクの家等を周ります。
つづく