③ドゥブロヴニクからバスでツァブタッド(Cavtat)
クロアチア旅行6日目。
『ドゥブロヴニク・カード』の説明を眺めた主人が言いました。
「このチケットで行ける近くの町Cavtatに行ってみたい」
それで、ケーブルカー乗り場の前に位置するバス停から(バス停は2つあります)バス10番を待ちます。
このバス停は、ピレ門の反対側から旧市街地を出てちょっと坂道を上った所にあって、ドゥブロヴニク空港からのバス等が発着しています。
※【ドゥブロヴニクへのアクセス】については、旅行記の後にちょっと詳しく書く予定。
こちら↓ドゥブロブニクのバスの路線図。
バス10番に揺られる事約30分。
ツァブタッド(Cavtat)の小さな町のバス停に到着。
クロアチアにはよくある小さな海辺の町。
遥か遠くにドゥブロブニクの町が見えます(望遠レンズで撮影)。
観光客用のボートがこの町からドゥブロヴニクを往復していて、
こちらチケット購入中のニャン仔↓
クロアチアの人達って皆猫に優しくて「携帯カリカリ」等の餌を準備してる人も多いんです。
この仔もお腹が空いたらカリカリの催促にいつもやって来るんですって。
この町に宿泊して、ドゥブロヴニクの町を観光する…って手もありかな?
なんせ、のんびりした町だしドゥブロブニクみたいに坂や階段が無いのが良い。
砂浜はなさそうだけど、海水浴は楽しめます。もう11月も近いと言うのに泳いでいる人もチラホラ。海の透明度が高い!
駐車場で困る事も無いし。ヨーロッパ在住の方で海も観光ものんびり楽しみたい人には特におススメできる町かもしれません。
こんなホテルで1週間位のんびり過ごせたら良いなぁ。
写真はBooking.comのサイトから拝借。
観光する様な所は特にない町ですが、海辺の散歩が長閑な雰囲気で心和みます♪
海鳥(?)と猫の睨みあい。
この勝負、海鳥の迫力勝ち。
悠々と目の前を歩いて通り過ぎた海鳥を見送るニャンコ。
この町、私と主人には思い出の町になりました。
レストランがね、記憶に残る美味しさだったんです。
ブラブラと小さな町を1時間程散歩して、主人が「折角だからココで早い夕食食べて行く?」と言うので『ロンリー・プラネット』おススメのレストランに入ってみたんです。
全く期待しないでやってきたレストラン『Restaurant Bugenvila』ですが・・・。
クロアチアは、どこのレストランでもシェフが手をかけたちょっと繊細な完成度の高い料理を楽しめるんですけど、ココのお料理は最高でした。
ホームメイドのパンからして美味しい。そして、ひと手間かけてローズマリーノを刻んで練り込んだバター。これだけで「おっ!いい感じのお料理♡」って期待が高まります♪
生ガキそれぞれ3つ↑
私のオーダーしたキノコのスープ。トリュフオイルを数滴落としてトリュフの香りをプラス。
濃厚で最高に美味しい…。
主人のロブスターチャウダーもとっても濃厚で美味しい。
主人の白身魚のソテーとイカスミのリゾット↑
本当は「マグロのタルタル」をオーダーしたかったんだけど「最近新鮮な良いマグロが入らなくてね、今マグロのタルタルはないんだよ」との事。
それで生好きの私は『牛肉のタルタル』を注文。
写真では分かりませんが、ネギとか色々入ったこのタルタル・・・。
んまぁ~!メチャメチャ美味しい・・・。
デザートのマフィン↑
コーヒーとお店のサービスで出してくれたホームメイドビスケット。
662クーナ(約1万円)の夕食は至福のお料理で(ちょっと高すぎだけど)大満足でした。
今まで結構色んな国で、色々食べて来ましたがクロアチアの料理は本当~に日本人の口に合いますね(イタリア人の主人ももちろん大満足)。
ウェイターさんもさりげなく気遣いのサービスでした。
このレストランは私達の『最高のレストラン』のひとつに決定!
胃袋も心も満たされて、再びバスに揺られてドゥブロヴニクに戻ります。
でもね、ドゥブロヴニクのバスって行きと帰りで違うルートを通るバスが多いんです。
今回のバスも違うルートを通ったので、旧市街地に戻りたかったのに、バスを降りるタイミングが分からず終点のフェリーポートまで行ってしまいました。
主人は日課のジョギングに行ってしまったので、私はドゥブロブニクの町の夜景を撮ろうとカメラを持って夜景ポイントを探してみました。
上手く夜景を写真に収めたいんだけど、なかなか良い撮影ポイントが見つからない。
マニュアルでの写真の撮り方を練習してくれば良かった・・・。
頭の中を繰り返し流れるのはユーミンの『やさしさに包まれたなら』。
ドゥブロヴニクはジブリ映画『魔女の宅急便』の舞台って言われているんです。
キキがホウキに乗って飛んでいる姿を想像して、すっかりその気になった私ですが…。
アパートメントに戻って、主人が『魔女の宅急便』をネットで見ようと言うので早速観る事に♪
あぁ、なんて美しい町、美しい映画・・・でもね。
「この町、ドゥブロヴニクじゃないよ。家の造りが全然違う。北欧かな?ドイツっぽい感じもするね。」と主人。
本当だね~、青い海と赤い屋根は同じ雰囲気だけど、この町じゃないね。
で、ちょっと調べてみたら『魔女の宅急便』はストックホルムやリスボンがロケ地になっていて、ドゥブロヴニクは含まれていませんでした。
え~っ!そうなのぉ?!
私がキキなら絶対この町に決めますけどね。
車も走らない階段と坂の町。魔女の宅急便は繁盛する事間違いなし!
3日目の夜、すっかりこの町が気に入った私達夫婦は更にもう1泊する事に予定変更。
翌日は、アパートメントを移動してもう1日ドゥブロヴニクを散策します♪
つづく