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イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ペルー旅行記⑤アレキパ市内観光

ボンジョールノ♪
ナスカを14時30分に長距離バスで出発して、標高2350mのアレキパに移動です。
段々高度が上がって来ると、景色もガラッと変わって「おっ!いい感じになってきた♪」と思ったら、すぐに陽が沈んで外の景色を楽しめなかったのがちょっと残念。

真夜中に知らない町に到着するのは不安だったので、予約したホテルにアレキパのバスターミナルからのタクシーが夜中でもつかまるのか質問してみると「バスの到着に合わせてタクシーが待機しています。10ソル位」とアドバイスをもらって一安心。
到着すると、タクシーの運転手さん達が待っていて10ソルで問題なくホテルに到着♪
アレキパのバスターミナルは、町の中心から車で10分位の距離。

 

この日からお世話になったホテルは「Hostal Bubamara」。

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アレキパでの宿泊は、ちょっと迷ったんだけど1泊30€位で宿泊者の評判が大変良かったのでココに決めたんだけど、大正解💛こんな「古いけど味わいのあるホテル」大好き♪

 

宿の前の通りは、交通量もあまり多く無くて静か↓車のクラクションのうるさいペルーではコレ大事。

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部屋もバスルームも広くてセンス良くまとまってました♪

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最初の2泊はちょっと広めのスーペリア・クイーンルーム 朝食付き34€。

Bookong.comの特別割引料金。

バスルームはシャワーのみだけど広目で使いやすい。

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ロビーと呼べる程のものでも無いですが、フロント前のこんな↓スペースも良い感じ。

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スタッフもツアーの手配をしたり、色々相談に乗ってくれて親切でした。
朝食は2階のテラスで、遠くに雪を被った美しい火山を見ながら頂きます。

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朝食内容はコーヒー・フルーツジュース・パン・玉子・バナナ。

場所はアルマス広場から徒歩7分位。観光客に人気のサンタ・カテリーナ修道院の近くです。

アレキパの地図がコチラ↓

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アルマス広場/サンタ・カテリーナ修道院/宿泊したホテル/🄬食事したポテトのレストラン
【黄色い線】アルパカ製品のお店が並んでいた通り/【赤い線】銀行や薬局・レストランが並ぶ通り
【オレンジの線】レストランとお店が並ぶちょっと可愛い通り↓写真

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アレキパの町は、建物がちょっとスペイン風(?)でヨーロッパっぽくて素敵なんです。

 

 さて、今日は1日アレキパの町の観光です。
ホテルで「無料シティ・ウォ―キング・ツアー」の案内を見たので、参加してみる事に。
集合場所に行って、不思議なお茶を頂きツアースタート。

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ちょっと絵になる住宅の間を抜けて・・・

アレキパの顔とも言える標高5,825mのミスティ火山が美しく見える橋を渡り…

                             ↓コレ、ミスティ

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   ↑こちらの山はチャチャニ山(6,075m)。

普通の山にしか見えないけど6,000m級?!?!
アレキパから、この高い山々に登るツアー等も人気みたいです。

ギターを製造販売しているお店に立ち寄り、

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 アレキパの市場を見学。

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途中で、ペルーの食生活や習慣等チョコチョコと色んな話が聞けて私は楽しかったのですが、主人は「時間の無駄だった」と渋い顔。
無料の(もちろんチップは払いますが)ツアーに多くを求めちゃいけないんじゃないの~?
2時間弱のツアーでした。

 

では、アレキパの観光で私が楽しみにしていた「サンタ・カタリナ修道院」へ行きますよ。
「サンタ・カタリナ修道院」は、アレキパの町の中心にあって、完全に外界と切り離された場所。
俗世を捨てて修道女として生きる事を選んだ女性達が暮らした場所です。
修道院の中の美しい回廊↓

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敷地も広く、小さな部屋が沢山入組んで、まるでひとつの町の様。

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 裕福な女性は、何人かのメイドを伴ってこの修道院で暮らしたそうです。

修道女の部屋↓

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台所付の住居もいくつかみられます。

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洗濯等をした洗い場↓

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 ヨーロッパで暮らしていると、修道院はそれ程珍しいものではありませんが、この色使いが独特ですね。

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赤・青・黄色・白。鮮やかな色の壁が不思議な世界を作り出しています。
見学料1人30ソル。

 

修道院をゆっくり見学し過ぎて、時間が無くなって来ました。
この日最後の見学は、主人の希望で「アンデス聖地博物館」へ。
ここには、インカ帝国の時代に火山の噴火を鎮める為に生贄となった少女のミイラが眠っているんです。

写真撮影は禁止なので、写真が1枚もありません。
グループになってガイドさんと一緒に見学します。

博物館には、生贄となった子供達の副葬品等も展示されています。
ミスティ火山をはじめ、多くの火山の頂上付近で生贄になった子供のミイラ等が発見されているそうですが、Juanita(フアニータ)と呼ばれる少女のミイラは氷に守られ、落雷にもあわずほぼ完全な状態で1995年にアンパト山の頂上付近で発見されました。
生贄になった子供の毛髪を調べた結果、死ぬ1年程前から食生活が改善されていた事が判明したそうです。そして、その1年間にコカやチチャ(アルコール)をたくさん与えられていた事も分かったそうです。
Juanita(フアニータ)が、一体どこの村からその場所に連れて来られたのかは未だに分からないそうですが、家族から離され特別な生活をしていたことが想像できます。
そして、クスコで皇帝の祝福を受け、長い旅路を経て標高5,000ⅿを超える火山の頂上まで登り、美しい衣装を身にまとって最期の時を迎えたんでしょう。
子供の頃、南米の歴史の本で見た「生贄の儀式」が怖くて震え上がった記憶がありますが、こうして実際にファニータを目の前にすると、なんとも複雑な気持ちになります。

 

さて、気づけばすっかり夕暮れ時。
アルマス広場をそぞろ歩きます。 立派な大聖堂↓

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 美しいアルマス広場ですが、「また、明日にでも綺麗な写真を撮りに来よう」と思っていたら、そんな時間の余裕なかった・・・。 

アルマス広場の美しさが全然伝わらない写真しか無くて残念・・・。


この日の夕食は、トリップアドバイザーでチェックしていた「Hatunpa」と言う名のカジュアルレストラン。
「お芋」って名前のレストランらしく、お芋をメインに色々トッピングが選べるレストランです。

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トッピングの種類はとっても多くて、一皿でお腹一杯になりました♪
美味しいし、ボリュームがあって、しかも2人で50ソル位。
お店も可愛くておススメです♪場所は、上の地図の🄬の所。アルマス広場から徒歩5分。

 

「明日はどうする?」と主人に尋ねましたら・・・
「コルカキャニオンのトレッキングツアーに行きたい」との事。

・・・やっぱりか・・・。
コルカ渓谷にコンドルを見に行くツアーに私も行きたいとは思っていたんだけど、「トレッキング」のオマケ付きかぁ~*1

 

ホテルでツアーの申込(1人110ソル)をして、翌朝は5時出発!早っ!
そんな訳で、翌日から1泊2日のコルカ渓谷トレッキングツアーに参加です。

 

つづく

 

*1:+_+