行っチャオ!海外!

イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ペルー旅行記⑦チチカカ湖に浮かぶウロス島で2泊3日

 ボンジョールノ!
白く美しいアレキパの町から、チチカカ湖に移動です。
Cruz del Sur」のアレキパ08.30発15.00プーノ着 6時間30分のバスの旅です。
チチカカ湖の標高は3,810m。ペルーを旅する旅行者が一番高山病で不調を感じる場所ですね。

高山病対策の極意その②「標高が上がる時は眠ってはいけない」。
眠ると呼吸が浅くなって高山病の症状が出やすいんですって。
特に標高の高い場所への移動中は眠ってはいけないと、どなたかのアドバイスを読んでいたので、私もこれをしっかり守ることにしました。
プーノまでのバスの旅は、外の景色も美しくて結構楽しい♪

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プーノの大きなバスターミナルに到着しました。

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このバスターミナル、プーノの町の中心からは車で15分位の距離。

私達は、この日からチチカカ湖に浮かぶ「ウロス」と呼ばれる島に宿泊するので、宿泊先に送迎をお願いしておきました。

チチカカ湖には100を超えるウロス島があって、宿泊できるウロス島も沢山あるみたいなんだけど、Booking,comのサイトから簡単に予約できる「Uros Qhantany Lodge」をネットで予約。

バスが到着すると、私の名前の書かれた紙を持ってタクシーの運転手さんが待っていました。
タクシーで、地元の人達専用のボート乗り場まで移動。
そこから小さなモーター・ボートで本日の宿泊先である「Uros Qhantany Lodge」に向かいます。
ついに来たぞぉぉ!チチカカ湖~!
水面が穏やかで青い~♪

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ここが、私達の宿泊するウロスです↓このひとつの浮島に2家族+おばあちゃんが暮らしながらロッジを営業しているみたいです。

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「ようこそ~」と迎えてくれたのが宿泊中お世話をしてくれた奥さんのダレアさん。

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「お世話になりま~す♪」
ご主人は、英語ができますが、ダレアさんは英語があまり得意ではないらしく、私達はイタリア語で会話しました。スペイン語とイタリア語は結構似てますからね、簡単な事ならなんとなく会話ができちゃうんです。
トトラで作られた浮島なので、歩くと干し草を歩く様にフワフワします。
家屋の屋根も壁もパラソルもほとんどの物がトトラで出来ています。

私達の部屋は屋外の専用シャワー&トイレ付き↓

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私達が宿泊したトトラで出来た家屋↓

f:id:makicina:20170906024902j:plain部屋の窓からは、美しいチチカカ湖を見えて素敵!お部屋も十分な広さがあって可愛い♪

さすがにWiFiはないですけどね。

豆電球みたいな灯りですが、電気も通ってますよ。

※トイレやシャワーは部屋の外なので、懐中電灯があると便利です。


6月のペルーは真冬で標高も高い為、朝は霜が降りる程寒いのだけど、ペットボトルに熱いお湯を入れた湯たんぽをベッドに入れてくれるので、寒さをあまり感じる事なくぐっすり眠れました。

いや~、ウロス島での滞在!すんごくいい感じなんですけどっ♡

 

ココでは、静かにゆっくりと時間が過ぎて行きます。

トトラで作ったバルサと呼ばれる船が静かに水面を滑ります。

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夕暮れ時、金色に染まるチチカカ湖

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チチカカ湖の夕日↓

f:id:makicina:20170906025140j:plainあぁ、なんて平和な1日の終わり・・・
チチカカ湖、最高~。

 

・・・ちょっとお腹すいて来たなぁ・・・
と、言う事で夕食です。この可愛いダイニング・ルームで頂きます。

f:id:makicina:20170906025446j:plainこの日、このウロスには私達の他にドイツ&フランスの4人のグループも宿泊していて、一緒に食事を楽しみました。

 

シェフ・ダレアの作るお料理も大変美味しい♪

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外に出ると星が本当~に綺麗で感激!天の川の美しいことっ!

だけど、寒いのよ~・・・。
この夜から、私もちょっとお腹の具合が悪くなり・・・
いつも主人より数日遅れて症状が出るんです。
本当に、いったい何が悪かったんだろう・・・全然心当たり無いんだけど・・・。
ペルー旅行には、お腹の薬と頭痛薬それと乗り物酔いの薬をお忘れなく~。

 

翌日。私達はこのウロス島での滞在をすっかり気に入って、もう1泊する事にしました。

f:id:makicina:20170906025705j:plain小さなウロス島での滞在ですが、ちょっとしたエクスカーションが宿泊に含まれているので、あまりたいくつすることはありません。

この日は、ご主人がモーター・ボートでチチカカ湖を1時間位案内してくれました。
ここは、ウロスが並ぶ目抜き通り(?)。観光客で賑わう所です。

f:id:makicina:20170906025754j:plainほとんどが、観光客を相手に何かしらの商売をしていますが、ここで暮らす人たちの為の商店や教会・学校等ももちろんあります。

こちらは、昼ごはんの準備中かな?↓

f:id:makicina:20170906025829j:plainバルサをオールで操る女性達↓

f:id:makicina:20170906025904j:plain網で漁をする地元の青年↓。

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とれた魚を見せてもらったけど、すっごく小さい!メダカよりちょっと大きい位。

どうやって食べるんだろう?

 

チチカカ湖ウロス島は、「あまりにツーリスティックで全然良くない」って感想もネットで見かけてはいたんだけど、やっぱり数時間のツアーでウロスにちょっと立ち寄るだけではココの良さは分からないのかも。
確かに、観光業で生きてる人達は、みんな商魂たくましいけどね。
私と主人にとっては、このウロス島での滞在は特別な思い出になりました。

ここへ来たら、ウロス島で1泊してみると印象も随分違うと思います。

 

さて、宿泊しているウロス島に戻った後は民族衣装を着て、私達もバルサで漁に行きます。
あまりに可愛い民族衣装で「この年でコレを私に着ろと?」と躊躇していたら、奥さんのダレアに「Makicina!No costume, No fish」(衣装着ないと、魚もとれないわよ!)って言われて、私も可愛い衣装を着せてもらいました・・・。

かなりトホホな仕上がり。

 

仕掛けた網を引くご主人↓

f:id:makicina:20170906030319j:plain恥を忍んで衣装着たのに、魚はとれなかったんだけどねぇ。
でも、バルサに乗ってチチカカ湖を移動するのは大変気持ち良いです。

 

あっという間の2泊3日ウロス島での滞在でした。

今回私達が宿泊したウロス「Uros Qhantany Lodge」は、朝食付きで1泊58€。
別料金で支払ったのは・・・
プーノのバスターミナルからウロスまでの送迎が片道1人10ソル。
昼食1人10ソル/夕食1人8ソル。
後は、主人が買ったアルパカの帽子とマフラー。

 

他のウロス島の宿泊料金等も確認したけど、ココのウロスは宿泊料金も手頃で、別料金の送迎料金なんかも無難でした。
プーノ市内⇔ウロスの送迎も24時間大丈夫との事なので、折角チチカカ湖に来るなら、プーノで宿泊しないでウロス島に泊まろう!
熱烈おススメ(^◇^)

 

 

翌日は、チチカカ湖のタキーレ島観光のツアーに参加します。

つづく