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イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ペルー旅行記⑪クスコのお祭♪「インティ・ライミ」が楽しい!

ボンジョールノ♪


クスコでの2日目の朝。
【6月24日】毎年この日に開催されるペルーで一番大きなお祭「クスコのインティ・ライミ」の日!
このお祭は、午前中に「サント・ドミンゴ教会」から、アルマス広場までのパレードが行われ、午後からサクサイワマンの遺跡に舞台を移して「太陽の神」への祈りの儀式が再現されます。

パレードを見るだけなら無料。
サクサイワマンのショーを見るのはチケットの購入が必要です。
全席指定で、席の場所によって料金も違うみたいですが、チケット販売サイトの価格を見ると、約188$~240$位の料金が出ています。
このチケットには①宿泊ホテルへのピックアップと移動のバス②ランチ③パレード/ショーを見る為のガイドも含まれているみたい。

貧乏旅行者の私達は当然無料のパレードを楽しむ事に。

 

朝9時に「サント・ドミンゴ教会」の広場で今年のインティ・ライミ開幕がインカ王によって宣言され、パレードがスタートするのですが、前日の混雑ぶりからパレードを追いかけて移動するのは無理だろうと諦め、私達はアルマス広場のパレードに的を絞って場所取りです。

 

朝8時半頃にアルマス広場に行くと、既に大聖堂の前の石の階段は人で一杯。
皆さん黒いゴミ袋なんかで場所取りしてます。
それでも、なんとか親切な地元の人が場所を空けてくれて、私達も階段の真ん中辺りに座れました。

そして、ひたすら待つ。

インティ・ライミはペルーの冬至のお祭りなので、冷たい石の階段に2時間近く座っていると体が芯から冷えるんです。ビニール袋にマフラーを入れて即席の座布団を作りました。

徐々に階段以外の所も人で埋まって来て、広いアルマス広場はパレードが通る道以外は人で一杯に。
このお祭を鑑賞するには、ちょっとしたルールがある様で、パレードに近い所に陣取った人たちは後ろの人達も見える様に座って鑑賞しなければいけません。↓こんな風に。

 

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このルールを知らずに、前の方で立っていると後ろから「座れ~っ!」と怒られます。
それにも気づかないで立っていると抗議のゴミが飛んできます。

パレードがアルマス広場に到着する10時頃には、場所取りで揉める人達の小競り合いも・・・。
そうこうしている内に、やっとパレードがアルマス広場に到着!

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笛と太鼓のシンプルな音楽にのって、踊りながらパレードが通過して行きます。

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この人達↑はインカ兵かな?

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巫女さん達でしょうか?↑
女王様の到着♪

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インカ時代を再現した衣装がゴージャス~♡

そして、神輿にのった王様の登場です↓。

 

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パレードは、1時間弱で通過して行きましたが、とっても見応えありました!
2時間以上寒い中待った甲斐があったわ~♪

私はこのアルマス広場のパレードだけ見れば良いかなって思っていたんだけど…
主人「サクサイワマンのショーもみたい」
私「ええっ!サクサイワマンのショーは、すっごく遠くに小さくしか見えないらしいよ」
主人「それでも見たい」と言うので、クスコの丘の上にあるサクサイワマンまで行くことに。

サクサイワマンには、坂道を歩いて登る事もできるんだけど、体力に自信の無い私はバスで行くことを希望。


サン・フランシスコ広場(前回のブログの地図バス停①)からバスに乗ろうとしたんだけど・・・。
当然の如くバスを待つ長蛇の列。
だけど、バスは結構本数が多くて30分位でバスに乗り込めました。

そして、バスを降ろされたのは、サクサイワマンの遺跡から結構離れた場所。
このお祭は、クスコの人達にとっては一大イベントの様で、もう、本当にびっくりする位の人の群れ。
ショーは見ずに遺跡周辺で遊んだりピクニックしたりする人もたくさん来ていてとにかく人の数が凄いっ。
人ごみをかき分けて、なんとか「インティ・ライミ」の会場が見える所までやって来たんだけど・・・。
うわっ!遠いっ!                 

                  ココ↓ステージ

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望遠マックスでもここまでが限界↓

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遠すぎて何をやっているのかさっぱり分かりませんが、音楽は聞こえてくるので雰囲気を楽しむ事は可能です。
4時半頃には全てのプログラムが終了。

 

さて、サクサイワマンからクスコの街まではずっと下り坂なので、歩いて戻ります。
坂道を下りながら眺めるクスコの街↓

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茶色い屋根瓦と白壁が統一感のある美しい町ですね。

クスコの中心アルマス広場↓

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ペルー旅行を計画するなら、この「インティ・ライミ」に合わせると楽しさ倍増です♪
6月24日はペルーの冬至の時期で真冬ですが、東京の真冬よりずっと暖かいし、この時期のペルーは乾季なのでお天気も良いんです。

 

さて、この後はクスコの旅行社を周って情報収集。
実は私達、この後の6日間の予定を決めていないんです。
他の場所への旅行なら、出発前にしっかりスケジュールを決めて手配して来るんですけど、クスコに関しては体調と天候が心配だったので。
マチュピチュ遺跡や聖なる谷の村々を周る予定で下調べはして来たんだけど、主人の希望するトレッキングをどうするか決めかねていたんです。
本当は、3泊4日のインカ道を歩くトレッキング・ツアーを主人は希望していたんだけど、これは6か月前には予約が必要で、航空券をとった時点で既に手遅れだったので断念。
それで、主人は「インカ道トレッキング1泊2日」のツアーの説明を聞いて検討中。
マチュピチュ遺跡の入場券と帰りの列車等含めて1人400$。
どうする~?※私はトレッキングせずにマチュピチュで合流するプランを検討中。

 

お腹が空いては判断も鈍るので、ちょっと早い夕食を食べながら2人で作戦会議。
本日のレストランはこちら↓「La Bodega 138」

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たまたま見つけたレストランですが、トリップアドバイザーでも高評価の人気店。

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私のオーダーしたキノコのスープとガーリック・トースト↑

シンプルだけど大変美味しい。


主人のオーダーしたピザ↓

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「このピザ美味しい~♪」イタリア人も気に入った美味しいピザです。
このレストランのすぐ近くに、主人が毎日チョコレートケーキを買いに通ったカフェもあるので、ついでにご紹介。「La Rabona」↓ 

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クスコはお洒落で美味しいレストランやカフェも多くて食べ歩きも楽しい街です。
お値段は、日本の田舎と同じくらいかな?

 

さて、問題のこの後の予定の件ですが・・・
私「で、結局あなたはどうしたいの?」
主人「僕が今考えている事を聞きたい?」
私「はい」
主人「僕はサルカンタイ・トレッキング3泊4日に行こうと思う」
私「・・・へぇ~・・・」

サルカンタイ・トレッキングと言うのは、インカ道は歩きませんけど、美しい標高6,271mのサルカンタイ山を眺めながらトレッキングする人気のコースなんです。
主人の希望していた「インカ・トレイル3泊4日」への参加が無理だと分かった時点で、代わりに私が主人に提案していたトレッキングなんですけど・・・。今になって、そう来たか・・・(''Д'')。

サルカンタイ・トレッキングを主催している旅行会社はたくさんあるんだけど、私が色々調べてみて主人に推薦していたのは「SALKANTAY TREKKING」と言う名のツアー会社。
私達の宿泊していたホテルの通りの斜め向かい側の2階にオフィスがあります。

※以前載せたクスコの地図上緑の☆

 

それで、早速オフィスで説明を聞きました。
とっても明るくて可愛いイギリス人の女の子が対応してくれて、
①キャンプのテント2泊はシングル・ユースで使いたい。→追加料金でオッケーとの事。
②寝袋を借りたい→無料にサービスしてくれました。
③私はトレッキングは無理なので、マチュピチュから合流したい。
と言う希望を伝えて申込。
主人のトレッキングツアー3泊4日が400$。
私の「オリャンタイタンボのホテルからピックアップ/列車でマチュピチュ村/夕食/ホテル1泊/マチュピチュ入場券/クスコまでの列車とバス」300$(だったと思う)。

 

サルカンタイ・トレッキングのツアーは、もっと安く行ける旅行社もたくさんあるみたいだけど、ちょっとハードなトレッキングみたいなので、サービスや寝心地の良さを優先して決めました。
出発前日の夕方にツアーメンバーとガイドのミーティングがあって、出発は、明後日の朝3時!←主人だけね。

 

 

翌日は1日空いたので、クスコからちょっと離れた「ピサック」の村に行ってみます。
つづく