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イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ペルー旅行記⑫クスコからピサック村へ☆1日観光

ボンジョールノ♪


クスコの周りには「聖なる谷」と呼ばれる場所が広がっていて、興味深い村がたくさんあるんです。
本日は、その中で「ピサック」と言う村に自力で行ってみます♪

ピサックの村は、日曜日のクラフト・マーケットが有名だと言う話なので、このマーケットを狙って日曜日にやってきました!
クスコからピサックの村までは、乗り換えなしのコレクティーボと呼ばれるバスで1時間弱。
コレクティーボって言うのは、12人乗り位の乗り合いバスみたいな感じです。
出発時間は決まってなくて、人が集まってほぼ満席になったら出発。

ピサック行きのコレクティーボは、以前の記事の地図上「バス停②」の所から出ています。

こちら↓ピサックの地図。

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①コレクティーボから降りた場所 / ②帰りのコレクティーボが出る場所/ マーケットの立つ場所/☆軽い昼食を食べた場所
小さな村なので地図が無くても問題なく歩けます。


コレクティーボを降りて、この道↓を真っ直ぐ進むとマーケットの立つ広場。

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広場には地元の人達の野菜や果物を売るマーケットがっ!

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私達、これも楽しみにしてきたんです♪

この村周辺で暮らす人達が自分の畑で採れた野菜を売ってます。


マーケットに飼い主さんと買物に来ていたワンちゃん↓

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さすがコーンの国ペルー!色んな種類があります↓。

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ペルーではキヌアの入ったスープが美味しかったので、私も家で作ってみたいな・・・って思って買ってみました。

私はキヌア↑をペルーに来るまで食べた事が無かったんです。
インコの餌みたいに見えるけど、栄養価がとっても高いらしいですよ。
インカ帝国時代は「穀物の母」って呼ばれて神聖な食べ物とされていたんですって。


ジャガイモ等のイモ類も原産国だけあって種類豊富。

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現地の人達のマーケットの奥には、私が楽しみにしているクラフト・マーケットが!

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旅行の企画段階から、ココで買物するのを楽しみにしていたの~♡
欲しい物が一杯ありすぎて目移りしちゃうなぁ。

 

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クラフト・マーケットの出店の他にも、魅力的なお店が結構たくさん並んでいます。

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主人は、このお店で↑こんなウールのつばの広い帽子とパナマ帽を購入。
結構高い買物でした。帽子二つで1万円ちょっとだったかなぁ。

一方、私が心惹かれたのがこちら↓

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ペルーらしい柄の布で作ったインディヘナ・アート。

※本当の呼び名は「CHISMOSAS」って言うみたい。
他の所でも同じようなものを売っているんだけど、このお店はちょっと有名なアーティストさんのお店だそうです。私は2枚お土産用に買って50ソル。

 

このお店の奥に中庭みたいなスペースがあって、窯で「エンパナーダ」と呼ばれる中に具の入ったパンを焼いています。ピサックのちょっとした名物みたいです。
                                                 

                         ↓焼きあがったエンパナーダ

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この熱々のエンパナーダ、すっごく美味しいっ!ひとつ4ソル。
主人はこのエンパナーダを大変気に入って、昼食に5つペロリと食べてしまいました。

実は、この窯では、パンだけじゃなくて他の名物料理も焼いてるんです。
それがコチラ↓

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ペルーでは「クイ」と呼ばれて、昔から食べられているポピュラーな料理。
料理される前のクイも同じ場所で飼われています。

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同じ敷地内のカフェでコーヒーを飲みながら一休みしていると・・・

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可愛いニャン仔が主人の膝の上に乗って来て、猫好きの主人はすっかり上機嫌。

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お昼を過ぎた頃に、遠くから太鼓の音が聞こえてきて、マーケットの隣の教会でちょっとしたパレードが!

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この方↓神父さんでしょうか?この方を中心に民族衣装を着た人達が楽器を演奏したり、踊ったりしながら教会の中に入って行きます。

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キリスト教会とペルーの音楽と民族衣装。
なんだか、ちょっと不思議な感じもします。

この後、マーケットの広場で踊りの披露もありました。

 

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ピサックの村には、クラフト・マーケットだけじゃなくて有名なインカ時代の遺跡もあるんです。
一説には「マチュピチュに引けをとらない」とも言われるこの遺跡を私も見てみたかったんだけど、主人はあまり興味がないらしく、この遺跡を見る為だけに入場券(共通券70ソル)をまた買うのももったいないかな・・・って事で私達は遺跡は見ていません。

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この山↑の上の方に遺跡はあるそうで、歩いても登れるけど、タクシーで登る人が多いみたい。

 

さて、お目当てのクラフト・マーケットを楽しんだので、再びコレクティーボに乗ってクスコに戻ります。
コレクティーボは片道一人5ソル。


今日の夕食は、アルマス広場の近くにある『Fusi』と言うレストラン。
私、ペルーで絶対食べたい一品がありまして。
それは「川エビのスープ」(chupe de camarones)。本当はアレキパの街でこのスープを食べたかったんだけど、食べるチャンスがなかったんです。

それで、この「川エビのスープ」を食べられるレストランを見つけて入ってみました。

このブログは、「食事」ってなると、やたらとスープの写真が多いですね・・・。
標高の高い所では、あまりお腹も空かないし、胃腸の調子が悪くなる人も多いのでこれくらいの軽い食事が丁度良かったんです。もともとスープ大好きだし。
このスープ、期待通りメチャメチャ美味しい♡

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川エビの旨味がミルクと香辛料にマッチして最高!

ペルーで食べた料理の中では、このスープがダントツ1番美味しかった♡

このレストランは、お料理を頼むとベジタブル・バーみたいなものも楽しめて、生野菜や茹でた野菜等が自由に頂けるんです。旅行中は野菜不足になりがちなので、嬉しいサービス♪


次の日から「3泊4日のサルカンタイ・トレッキング・ツアー」に出発する主人は、この日の夕方旅行会社で出発前のグループ・ミーティングに参加。
トレッキング・ツアー参加者が集まって、ガイドから詳しい説明を聞くんです。

1時間位のミーティングから戻って来た主人。
私「どうだった?」
主人「話が全然違ってた」
私「ええっ!どういう事?」
主人「テントのシングルユースなんて出来ないって言われて、寝袋無料もできないって言われた」
私「・・・で、どうしたの?」
主人「随分時間がかかったけど話をつけたよ。たまたまキャンセルが2組あったからテントは1人で使える事になって、寝袋も借りられた」
主人「他にも水の事とか、食事の事とか色々説明と違うんだ」
私も申込の場には居て、一緒に確認しながら話を聞いたので主人の主張は間違っていないんだけど…。
主人「僕は既にクレーマーみたいになってる」と、すっかりテンションが下がっている主人。
あららららぁ・・・これは、なんだかかな~り嫌な感じのスタートですが・・・大丈夫?

ツアーの他のメンバーは、20代位の若い子達ばっかりで、主人が最高齢だそうで。
うちの主人、グループの中で浮いちゃうんじゃないかしら?
何でも言いたい事言うイタリア人だし、空気読めないし、食事から何から拘りが強くて面倒な人ですから・・・。

私「Fabcinoさん、お願いだからツアー中は不平不満は言わないでね」
私「文句を言いだしたら楽しいトレッキング・ツアーも台無しになるから」
私「お願い~!」
主人「努力はするよ」

主人は、荷物をまとめて朝の3時に下がったテンションのまま1人出発して行きました。

妻の悲痛な願いは主人に届いたのか?
文句ばっかり言って煙たがれるのでは?
グループの人達に馴染めずにさびしい思いをするのでは?
標高の高い場所でのトレッキングで高山病にやられて苦しむのでは?
どうなる?主人のサルカンタイ・トレッキング・ツアー?!


次の日から私は一人旅。
クスコからチンチェーロの村に移動します。

つづく