ペルー旅行記⑮オリャンタイタンボ~マチュピチュ村へ
ボンジョールノ♪
オリャンタイタンボの町に1泊した次の日。
12時にホテルに旅行会社のお迎えが来る事になっているので、一旦チェック・アウトして昨日見た遺跡の反対側にある遺跡に登ってみます。この山↓に見える小さな遺跡。
宿泊したホテルのすぐ近くに遺跡の登り口があって、こっちの遺跡は無料で登れます。
この遺跡↑を目指してやってきました。
途中まで一緒に山登りしてくれたワンちゃん↓。
この仔は多分飼い主さんのいる放し飼い犬だと思うんだけど、ペルーには野良ちゃんも含めてたくさん独り歩きのワンちゃんが居ます。
なんとか目標地点に到着。
ここからの眺めはなかなか良いですね。
昨日見学した遺跡が綺麗に見えます♪
さて、ではホテルに戻って旅行会社のお迎えを待ちましょうか。
この先のマチュピチュへの移動/マチュピチュ観光/クスコへの帰りの移動は主人が参加している「サルカンタイ・トレッキング」と言う旅行会社に手配をお願いしてあるんです。
・・・だけど、本当に迎えの人ちゃんと来てくれるんだろうか?
「サルカンタイ・トレッキング」で出発前に私に説明をしたスタッフの男性は、非常に不親切で手配の日付も間違っていたし・・・。
不安だったので、念のため緊急時の携帯電話の番号はもらってはいるけど…。
ペルーの旅行会社に日本と同様のサービスと正確さを期待してはいけないのは重々承知だけど、かなり不安・・・。
だけど、旅行会社からのお迎えの人、ちゃんと時間通りに来ました!あ~、良かった。
お迎えの人の車で駅まで移動します。
「列車のチケット持ってますか?」
えええっ!あなたが持って来たんじゃないの?←心の声
「どの列車に乗るんですか?」
えええっ!あなたが知っているんじゃないの?←心の声
「私は、12時にホテルに迎えが来るって事しか言われてないんですけど・・・?」
・・・さすがペルーの旅行会社、手配が驚く程ずさん。
それで、持っていた携帯電話の番号を渡して旅行会社に確認してもらいました。
オリャンタイタンボ駅↑
旅行会社に予約番号を聞いて駅のチケット・オフィスでプリントした切符を受け取り、列車を待ちます。
マチュピチュに行くには、このオリャンタイタンボの町を通って列車で行くか、列車の通る道を歩いて行くしか方法はないんです。
マチュピチュ行の列車は2つの会社が運航しているみたいですね。「INCA RAIL」と「PERU RAIL」。
※列車はオリャンタイタンボ駅⇔マチュピチュ村がほとんどですが、一部クスコの郊外ポロイ駅⇔マチュピチュ村の便もあります。
料金は列車のクラスや出発時間によって違いますけど大体片道55$~120$位。
これ以外に超高級「HIRAM BINGHAM」と言う列車↓もあってちょっと料金を見た所では片道447$!
私が乗ったのはビスタ・ドームと呼ばれる列車。
天井がこんな風↓にガラスになっているんです。
マチュピチュ村までは約1時間半の列車の旅ですが、車窓の景色がとっても良いんです。
残念ながら、私は通路側の席だったので外の景色があまり良く見えないんだけど、天井に窓があるのでそこからの景色を結構楽しめました。
飲み物と軽食のサービスが含まれています。この時の軽食は美味しいオーガニック・クッキーでした。
マチュピチュ村の駅に到着すると、私の名前を持った出迎えの人を発見!
あぁ、良かった。ちゃんと出迎えを手配してくれたんだ。
10分位坂道を登って、本日のホテルに到着。
ここ↓は、「サルカンタイ・トレッキング」が手配したホテル。「Rio Dorado」
このホテルで主人の参加しているツアーと合流する事になっているんだけど、主人たちの到着は夕方かな?
お部屋はこんな感じ↓
ロビーに東京時間を表示した時計があったので、多分日本からの団体ツアーも利用するホテルなんじゃないかしら?
部屋も狭いし、あまり良いホテルではないけど、暑いお湯もちゃんと出るので良しとしましょう!
では、夕方までマチュピチュ村を散策してみます♪
こんな↑温泉街、日本にありそうですよね。
マチュピチュ村の旧名「アグアスカリエンテス」はスペイン語で「熱い水」とか「温水」とか言う意味なんだそうで、その由来は多分この村に温泉が出ているから。
この村には観光客も気軽に入れる温泉があるんですよ。温泉の入口↓
利用料20ソル。タオルや水着は周辺のお土産屋さんでレンタルしているので手ぶらで来ても利用可能。
でも、温いお湯に浸かるだけで日本の温泉とは随分と趣が違うみたい。
まぁ、裸になって体を洗って熱いお湯に浸かると言う日本の温泉文化が海外から見たら特別なんだと思いますけど。
さすがに、世界中から旅行客が集まる村。
レストランやカフェがたくさん並んでいます。
あら!あなたはっ!
このワンちゃん、何かの病気かって?
この仔は由緒正しい(?)「ペルービアン・ヘアレス・ドッグ」のワンちゃん。
ペルー原産のワンちゃんで遠い昔は食用として飼われていたんですって。
インカ帝国時代は「貴族のペット」として可愛がられたんだそうですよ。
途中で、ツーリスト・インフォメーションがあったのでマチュピチュ村の地図をゲット。
広場 / 鉄道駅 / マチュピチュ遺跡へのバス停 / お土産品一杯のマーケット / 温泉 /☆宿泊したホテル / レストランがたくさん並ぶ道
この村も小さな村なので地図が無くても問題なく歩けます。
この村は緩やかな坂になっていて、地図の右上(※温泉の方に)行く程坂を登る必要があります。
この村で1泊するなら、一番ロケーションが良くて評判も良いおススメできるホテルはこの2つ。
『Adelas Hostal』と『Hotel Ferre Machu Picchu 』。
鉄道駅にもマチュピチュ行のバス停にも近くて、荷物を持っての移動に便利。
切手を売るお店を見つけたので、日本とイタリアに絵葉書を出したんだけど絵葉書1枚の切手代が6ソルって何それ?日本円で200円?!
今まで色んな国から絵葉書を送ってきたけど切手代がこんなに高い国初めて・・・。
しかも、日本への絵葉書到着に2週間以上かかりました。
イタリアに至っては1か月以上経つけど未だに届きません。どうなってんの?
(多分ペルーでも時間がかかって、今現在はイタリアのどこかで止まってるはず)
主人の参加したトレッキング・ツアーは、今頃列車の通る道をマチュピチュ村に向かって歩いてるはずなんだけど、なかなかホテルまで辿り着きません。
サルカンタイのTシャツを着ているグループはもういくつか到着してるのに・・・。
うちの主人、無事でしょうか?
とっぷり陽も暮れてホテルの部屋で待っていると、部屋のドアをノックする音が。
私「おお~!Fabcino!無事だった?!?!」
主人「Oh~!マイ・ワイフ!」
私「どうだった?トレッキング・ツアー?」
主人「最高だった~っ!!」
ええっ?そうなの?楽しかったの?!それは良かった・・・。
私「じゃぁ、とにかくシャワー浴びて下さいな。すんごい臭いんで」
この3日間シャワーを浴びてないんですって!うげっ!
主人の衣類をかき集めて私は急いでランドリーサービスのあるお店へ。
明日のお昼には受け取れるそうです。
ペルーでは何度かランドリー・サービスを利用したんですけど、大体1㎏6ソル位~。
旅の途中で洗濯できると荷物も少なくて済むので助かります。
この夜はツアーのメンバーと夕食です。
アメリカ人の一人旅の女の子/メキシコ人カップル/ブラジル人カップル/オーストラリアの男の子/トルコとヨルダンの女の子2人組 これにうちの主人。9人のメンバーにガイドのマルコ。
皆すっごくフレンドリーで良い子達で本当に良かったわぁ。
特に、トルコ人のナイレとヨルダン人のアイヤが2人ともアメリカに住んでいてイケイケですっごく明るいんです。この二人が主にうちの気難しい主人のお守りをしてくれたみたい。
本当~にありがとう!ご迷惑かけました。
主人にとっては最高のトレッキング・ツアーだったらしいです。
良かったわぁ~(^◇^)
翌日は、朝5時にホテルを出て待望の「マチュピチュ遺跡」に行きます♪
楽しみっ
つづく