行っチャオ!海外!

イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

ペルー旅行記⑯ついに来た!マチュピチュ遺跡‼

ボンジョールノ♪


翌朝は、朝の5時にホテルをチェック・アウトしてマチュピチュ遺跡を目指します。
主人は、他のツアーメンバーと一緒に歩きでマチュピチュ遺跡を目指して出発しました。
私は、ブラジル人のカップルと一緒にマチュピチュ行のバス乗り場へ。

こんなに早い時間なのに、既にバスを待つ長蛇の列!
私達の前に並んでいる人達だけでも300人位はいるんじゃないかしら・・・。
水や軽食を売るお店も既に開いています。
マチュピチュ遺跡行きのバスは何台もあって、乗客を乗せてはドンドン出発して行くので、40分位待ってバスに乗れました。

 

バスはクネクネと坂道を登り、20分位でマチュピチュ遺跡の入口に到着。

マチュピチュ遺跡の入口には、有名なホテル「Belmond Sanctuary Lodge」とそのレストラン↓/軽食を食べられるレストラン1軒/お土産屋1軒/トイレ/荷物預かり所があります。

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一旦遺跡に入ったら、売店もトイレも何もないのでトイレに行きたくなったら遺跡の外に出ないといけないんです。
入場券は1日券で3回まで入場が可能。
「飲食物の持ち込みは禁止」と前情報で聞いていたんだけど、ガイドのマルコによると「バックパック等に入れていれば持ち込みもできる」そうです。
山歩きに使うポールは、先のとがった物は持ち込み禁止。
マチュピチュ村で先端に付けるキャップを購入して装着すれば遺跡の中でも使用できます。

 

主人を含む徒歩組の到着を待っていよいよ遺跡に入りますよ~。
ガイドのマルコが2時間位遺跡内をガイドしてくれて、その後は自由行動。
夕方5時半の列車に間に合う様にマチュピチュ村に各々で戻ると言う予定です。

 

それでは、待望のマチュピチュ遺跡とご対面~♪

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あれれっ、雲がかかっててマチュピチュ遺跡の後ろにそびえるワイナ・ピチュ山が見えな~い。
でも、これがかえって良かった。

マルコの説明を聞いている間に徐々に雲がはれて、ワイナ・ピチュがゆっくりと姿を現したんだけど、これがな~んと幻想的なこと!

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ラピュタのワンシーンみたいっ

あぁ、ココに来れる日が来ようとは!夢じゃないよねっ、コレ。

 

このマチュピチュ遺跡は、14世紀~15世紀のインカ帝国時代に造られたものですが、1911年にアメリカの探検家ハイラム・ビンガムが発見するまでジャングルの中でうっそうとした木々に覆われて眠りについていたんです。
インカ帝国を滅ぼしたスペイン軍がココを発見する事が無かったので、破壊される事無くその姿を残しています。
このマチュピチュで発見された出土品は、ハイラム・ビンガムの母校であり彼の発掘作業をバックアップしたアメリカのエール大学が長い間保管していました。
ですが、近年ペルー政府がこのマチュピチュ遺跡の出土品の返還を求め、少しずつ返還され始めているらしいです。

何の目的でこんな山奥のジャングルの峰の頂きに「マチュピチュ」が造られたのか、なぜこの場所が打ち捨てられて人々に忘れられてしまったのかは、今も謎のまま。


太陽の神殿↓

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太陽の神殿の下↓はミイラが安置される墓だったと言われています。
今はリスかネズミか分かりませんけど可愛い小動物の遊び場になってました。

マチュピチュで最も重要だと言われる主神殿↓

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死者の魂を導くコンドルの神殿↓翼を広げたコンドルの姿に見えるのが分かるでしょうか?

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興奮しながら見学している私に主人が余計な事言うんですよ。
主人「僕らが住んでる村の城壁の方がこの遺跡より古いんだよ、知ってた?」
私「ちょっと黙っててもらえます?」
・・・確かに、マチュピチュ遺跡って大昔の遺跡ではないんですよね。
500年位前だから、日本は室町時代くらい。


観光客が集まる「見張り台」から眺めるマチュピチュ

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ここから、主人とグループの数名はマチュピチュの入口「太陽の門」を見る為に坂道を登って行きました。
私も途中までついて行ったんだけど「やっぱり私にはちょっと無理かも」と思って引き返しました。
ここでヘタレな私が体力を使ってしまったら、遺跡の見学がきつくなっちゃいますからね。
主人とは別れて1人で遺跡をじっくり歩くことに。

ここは、住居スペースかな?

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命の危険を感じる様な急こう配に造られた段々畑↓。

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インティ・ワタナと呼ばれるパワー・スポット↓。

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「太陽をつなぐ場所」と言う意味だそうですが、何に使われていたのかは所説あってはっきりとはしていません。日時計か暦だったのでは・・・と言うのが有力な説みたいです。

このマチュピチュには、最大で750人の人が暮らしていたと言われています。
茅葺き屋根の家に段々畑、美しい民族衣装を身にまとった人達が平和に暮らしていたのでしょうか。

 

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素晴らしかったです!マチュピチュ遺跡
名残惜しいけど、そろそろ帰らなくちゃ。
さよなら、マチュピチュ~。

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待ち合わせしてた主人とバスに乗ってマチュピチュ村に戻ります。


お腹も空いてるし、ひとまずマチュピチュ村で何か食べよう!って事になってレストランへ。
たまたま見つけたこのレストランはフレンチレストランで、オーナーさんはフランス人。

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こんな川辺のテラスで頂いた食事は大変美味しかったです♪


私がオーダーした前菜のサラミやパテの一皿↓

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結構本格的フレンチのお味。

ペルーにもイタリアレストランは本当にたくさんあるんだけど、フレンチはちょっと珍しいかも。
ペルーでは、ハンバーガーのお店がとにかく多くて驚きました。
ケンタのフライド・チキンもペルーでは大変人気みたい。

 

一息ついて気が付いたんだけど、私の足が虫に刺されてボッコリ腫れてるっ。
しかも2か所も。
虫刺され用のスプレーをしていたんだけど、ちょっと油断してスプレーしてなかった厚手のズボンの下のふくらはぎをやられました。
ペルーの虫は多少の衣服はものともせずに刺して来るのでご注意を!

 

5時半の列車でオリャンタイタンボ駅まで移動して、そこからツアーの小型バスでクスコに戻り、宿泊ホテルに送ってもらってツアー終了!
クスコのホテルにチェックインできたのは夜の9時過ぎでした。

さすがに、Fabcinoさんもクタクタみたいでシャワーを浴びたら10秒後にはゴーゴー寝てました。


次の記事では、主人のサルカンタイ・トレッキング・ツアーの写真をちょっとご紹介しようかと。

 

まだ、もう少しつづく