南フランス旅行記②フランスの美しい村ペルージュ
今回の南フランスへの旅行は、出発の2日前にやっと目的地を決めてバタバタと準備。
ホテルもその日の移動に合わせて翌日の1泊分だけを予約…と言う、かなり行き当たりばったりな旅行になりました。
でも、数年前に1度この「フランスの巡礼路を歩くルート」を調べてラフな予定を立てた事があったので(その時は企画がボツになったんだけど)、大体の位置関係や見所はチェックしてあるし、まぁ、大丈夫でしょう♪
さて、イタリアの自宅から6時間程のドライブでフランスとの国境を越えます。
本当は、アオスタから長~いトンネルを抜けてフランスに入るのが一番早くて簡単なんだけど、トンネルの通行料金が高いらしい…。
それで、時間をかけて峠を越えてフランス入りしたんですが、途中のアルプスの景色が大変美しくてこれがとっても良かった♡
フランス側に入って小さな村でちょっと一休憩。
村の噴水でアルプスの美味しい水をペットボトルに給水。
楽しみにしていた美味しいフランスパン♡ゲット~♪
貧乏くさい?!いやいや、これが十分に美味しい昼食なんですよ。
フランスのバゲット最高~♪
フランスのパンって何でこんなに美味しいんでしょうね?
この日の私達の最終目的地は、フランス第2の都市リヨンなんだけど、ちょっと寄り道。
フランスにはたくさん『美しい村』に認定されている小さな村があるんです。
この看板が目印!↓
「フランスの美しい村」って本も出てるし、サイトもあります。
今回、私達が立ち寄ったのはリヨンから車で40分程の『ペルージュ』(Pérouges)と言う名の村。
こちら↓ペルージュの村の地図。
村に入る前に大きな有料駐車場もあるし、村の入口の門の所に数台停められる無料の駐車場もあります。車での移動ではコレ大事☝。
地図なんて無くても全く問題なく歩ける本当に小さな村ですが、中世の雰囲気をギュギュギュッと濃縮した様な雰囲気がとっても良いんです。
村の広場に建つ建物↑地味に素敵♪
石畳も良い感じ~。
こんな雨戸なんて↑今の時代買おうと思ってもなかなか無いですよ。
小さな村ひとつが、中世の映画のセットみたい♡
この村、なんか甘~い匂いがするんです。
クンクン、クンクンクン・・・匂いに釣られて辿り着いたのはこの辺りの名物「ガレット」のお店。
美味しそう~っ!これ食べたいっ!
…ですが、これを食べてしまったらお腹が一杯になって夕食が多分食べれない~…。
う~ん、悩ましいんだけど、ひとまず保留。
もう、夕方7時前だし何か夕食を食べよう!って事で小さなレストランに入りました。
予約でほぼ満席だったレストラン『Les Terrasses de Perouges』。
私がオーダーしたのは「フォアグラのサラダ」。
この↑一番上に4~5切れのってるのがフォアグラです。
この1品で18€。
世界3大珍味のフォアグラ!
遠い昔に日本でも食べた事はあるんだけど、あまりお味を覚えていないのでフランスで再挑戦!
さて、さて、お味は~?
主人「どう?美味しい?」
私「う~ん、なんか少しだけ生臭いバターみたい」
味の無いあん肝みたいな感じ?
あれれ?私、こういうカロリーの高い不健康な感じの食材大好きなはずなんだけどなぁ…。
あまりにコッテリしていて全部食べ切れないうちにお腹一杯になってしまいました。
正直な感想:フォアグラより、あん肝をポン酢で食べたい。
主人がオーダーしたデザートのガレット↓
お砂糖まぶしたピザみたいな感じ?
食のレベルの高いフランスでの食事、とっても楽しみにしていたんだけど、今回はちょっと不発でした。
このレストラン、超満席でトリップアドバイザーでは一番人気なんだけどなぁ。
ん~、残念。
ペルージュの村の広場には、もう1軒大変興味をそそられたレストランがあるんです。
ミシュランガイドにも載ってるらしいレストラン『L'Hostellerie de Pérouges』。
3コースのメニューで1人39€。
あ~、折角だったらちょっと奮発してこっちのレストランで食べてみれば良かったなぁ…。
雰囲気も素敵だけど、ラフな格好でも入れそうなレストラン。
ペルージュで宿泊するなら、数件しかホテルは無いですが、この↑レストランのホテルがロケーションも最高で宿泊者の評判も良いです。⇒『Hostellerie du Vieux Pérouges』
写真↑はBooking.comのサイトから拝借。
他にも『The Resid for Calixte』/『Chambre d'hotes Chez Françoise』等のホテルがあります。
ペルージュの村は、30分もあれば十分に見て廻れる本当に小さな村だけど、中世の雰囲気がと~っても良かったです♪
こういう味わいのある村大好き!
この日は夜になって最終目的地のリヨンに到着。
リヨンについては、次の記事につづく。
では、また!