行っチャオ!海外!

イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

南フランス旅行記⑫アルビ観光!

さて、夕方になってからアルビの町に到着した私達。
本日のホテルにチェック・イン。
この日1泊するのは、「アルビで1泊するなら、このホテルにしよう♪」ってかなり前から決めていたホテル。『Mercure Albi Bastides
こんな↓アルビの川岸の美しい景色が、部屋の窓から楽しめるホテルなんです♪

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この美しい町は、「アルビの司教都市」として世界遺産にも登録されています。

お部屋はこんな感じ↓

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コンパクトなバスルームは、バスタブ付き

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アルビの町の中心の大聖堂までは美しい橋を渡って徒歩10分位。
専用駐車場が無料なのも車での移動にはポイント高いんです。
ツイン1室120€※オフ・シーズンなら75€と結構リーズナブル

 

まずは、コチラがアルビの町の地図↓

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赤い☆:宿泊したホテル :美しい橋 黄色:ベルビ宮殿とロートレック美術館 :大聖堂 :駅の方向


鉄道駅は、旧市街から徒歩10分程離れています。
鉄道で移動する旅行者には、鉄道駅に近いこんなホテルが便利かな。
→「Grand Hotel d'Orléans


では、ちょっとアルビの町を散策してみましょう~♪
旧市街の中心に建つベルビ宮殿↓とロートレック美術館

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日本にもロートレックのファン多いですよね♪


そして、とっても立派なサント・セシル大聖堂。↓・・・のファザード。

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この大聖堂、大きすぎて全体像がカメラに収まらない。

中に入ってみましょう。

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外観は、大きいばかりであまり美しい・・・って感じでは無い(個人的感想)大聖堂ですが、内部は大変美しくて、見学ツアーもあるみたいです。

 

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旧市街の通り↑
印象としては、あまり観光客相手に熱心に商売している町では無い感じ。
観光客のお土産品じゃなくて、ココで暮らす人達の為のお店が並んでいます。
アルビでは、あまり旧市街地の散策をしていないので、本当はもっと絵になる通りもあるのかもしれないですけど。

 

この夜は、ロートレック美術館の近くのレストラン「La Temporalite」で夕食。
写真を撮り忘れちゃったけど、前菜はフランスの海岸線でとってもポピュラーな蒸したムール貝がどっさり出てきました。美味しいけど、量が多過ぎて食べ切れない。
私のメインは、とにかく貧血対策のお肉↓

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主人は、イワシのグリル?↓

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デザートも付いた3コースのメニューで1人22€。
可もなく不可も無くな感じの夕食でした。

夕食の後は、美しいヴィユー橋を歩いてホテルに戻ります。

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この町は、とにかくこの川辺の景色が美しいですね♪

 


さて、翌日。
私「私、ロートレック美術館に行ってくるけど、あなたはどうする?」
主人「僕は寝てます~。チャオ~」
と言う主人をホテルの部屋に残して、私は1人で『ロートレック美術館』へ。

 

フランスの伯爵家に産まれたロートレックは、小さい頃に両親が別居して母親とパリに暮らしたそうですが、この町はロートレックの生まれ故郷なんです。
この美術館では、ロートレックが10代の頃の初期の作品も見られるんですけど、やっぱり若い頃から才能あったんだなぁって驚きますね。
これ↓18歳頃の作品。

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経済的には恵まれていたロートレックですが、大人になると足の発育が停止する身体的障害が。

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この事も影響してか、父親には疎まれ荒んだ生活を送る様になります。
36歳の若さでアルコール中毒と梅毒により他界。

娼婦や踊り子等を好んで描いたロートレックの絵↓

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当時のパリは「ムーラン・ルージュ」等のナイトクラブが数多くオープンした時期。
そのナイトクラブのポスター作製を依頼されたロートレックは、本来ならただの宣伝ポスターを芸術の域にまで高めてその名を残しました。

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ポスター芸術の先駆者的存在?

 

イタリアにも沢山有名な美術館はあるけど、宗教画が多くて私には退屈で・・・。
あ~♪やっぱり印象派の絵が断然好きだぁ~。


かなり適当な観光しかしなかったアルビの町ですが、次の目的地に移動します。
車を走らせて向かうのは「カルカッソンヌ」。

 

『南フランス旅行記⑬城壁の町カルカッソンヌ」につづく
では、また!