ケニア・ロッジサファリ 【マサイ・マラ】
さて、私達のケニア旅行もいよいよ大詰め。
最後に残すは、ケニアの国立公園の代表!『マサイ・マラ国立公園』。
宿泊のロッジは、Keekorok Lodge 。このロッジも、これまた素敵でした。
ここのロッジには、歩いて行ける『カバの池』がありまして…。
サファリに出なくても、ロッジ内でカバさん達の姿を楽しむ事ができるんです♪ おお~っ!カバの戯れる姿。
…あんまり、美しくはないですな。匂いも強烈ですっ
マサイ・マラ国立公園は、「これぞ、ケニア!!」と、言える場所。
動物の種類の多さや、数もピカイチですけど、地平線まで広がるサバンナを見渡すと…
「ケニアに居るんだ…。憧れのケニアに…」と、勝手にテンションが上がります。
ここでも、チーターをすごく近くで見る事ができました。
(3兄弟が木陰で昼寝してました)
思い出に残っているのは、この仔。何だか分ります?
キャラクターとしては、あまり人気のないハイエナですが、子供の頃はこんなに可愛いんですね。
お母さんハイエナが、ちょっと離れた場所から見守っていて、ほほ笑ましかったです。
マサイ・マラ国立公園には、2泊して本当に色々な動物に会えました。
2日目の朝、主人は待望のバルーンサファリに参加して、こんな写真を撮って来ました。
私も一緒に行こう!!と、随分誘われたんですけど、1人400US$!にビビってしまって、私は不参加。
(二人で800US$なんて…正味2時間くらいでしょ?無理無理無理)
でも、このバルーンサファリ、主人のFabcinoは『一生に一度の最高の思い出になった♪』って大満足。
サバンナに昇る朝日。
見渡す限りの草原。
ヌーやシマウマの群れ。
それに、チーターもバルーンから見れたんですって。
よかったね♪
車でのサファリ中に、主人が見つけたべっぴんさんのライオン↓
このメスライオン。単独行動で、ジッと遠くのシマウマの家族を見つめてまして。
のそりと歩き出し、丈の高い草に紛れて、シマウマの後ろに周り、果敢にアタッ~ク!!
見事、逃げられてました。
傍から見ていても、集中力が今ひとつ足りなかったね。
こちらの雄ライオンは…。戦いに敗れた様で、最期の力を振り絞って歩いていたんですけど、道に座りこんでしまいました。傷だらけで、とても痛々しかったです。
百獣の王ライオンだって、命がけの戦いの毎日。
力尽きようとするライオンの姿に、野生の世界の厳しさを垣間見た私達でした。
さて、ガイド兼ドライバーのアンソニーがガイド仲間から貰った情報によりますと、
「この時期、普通ならあまり見られないヌーのミグレーション(セレンゲティからマサイマラに川を越えて移動する)が、ひょっとすると今日あたり見られるかもしれない」との事。
「どうする?ヌーが動くかどうか分らないし、かなり待つ事になるけど?」と、アンソニー。
「見たい!見たい!ぜひ、見たい!!…と、言う事でヌーが集まっている川岸へ。
既に結構な数の車が、ヌーのミグレーションを見ようと、川岸で待っています。
ヌーが、川岸まで降りかけて…戻る。
また、降りかけて…戻る。
今か今かと待っているのに渡ってくれません。
車の中から『渡れ~、渡れ~』と、ひたすら念を贈ること…1時間くらい??
遂に、1頭のヌーが… 恐る恐る川に… 入った~っ!!!!!
これを合図に、ヌー達が川になだれ込みます。
もう、私、何も思い残す事はございません。
今回は、大移動とは言えないけど、この時期に川を渡るヌーの姿が見られるなんて、
期待していなかったので、本当~に大満足でした。
マサイ・マラ国立公園。
また、いつの日か戻れる日を夢見て…。
これにて、2007年夏のケニア旅行記は終了。
お付き合い下さってありがとうございました。
皆さまも「行っチャオ!ケニア!」良いご旅行を♬