行っチャオ!海外!

イタリア人夫との世界アッチコッチ旅行記 (アメーバブログから引越ました!)

バンコクから陸路でアンコールワットを目指せ!【前編】

 『世界不思議発見!』が大~好きな私にとって、アンコールワットは正に憧れの地。

でも、なぜか行ってみよう!と、思った事はなかったんですよ。

だって、危なそうだし、大変そうだし、ちょっと怖い

でも、インターネットで色々調べている内に、 私達にも行けるかも・・・ ちっとばかり大変そうだけど、なんとか行けそう?!?!

そう思い直し、バンコクからアンコールワットを目指す事に!!

(今回の移動でとってもお世話になったHP貴重な情報をありがとうございました!!)

 

 

調べてみると、アンコールワット遺跡群を周る拠点となる街Siem reap(シェムリアップ)には空港もあり、飛行機で簡単に行く事もできるんですね。

 

 でも、航空券は結構高いとのうわさ・・・。 安い航空券はないものか・・・??

そこで、【私がチェックした航空券】

 

Air asia

 :(マレーシアの)クアラルンプールからシェムリアップへ 片道100ドル前後

(プロモーション料金はもっと安いかも)。

Bangkok airways

 バンコクからシェムリアップへ 片道6000バーツ(約15,000円)

 

 

むむむ…やっぱりちょっと高いな・・・

飛行機で簡単に飛ぶか、陸路で苦労して行くか… 貧乏旅行者に選択の余地はなく、

陸路で行く事に

陸路で行った方の情報を見ていると、陸路にも大雑把に2つの方法があるようで・・・

 

陸路その①

カオサン通りの旅行会社が手配するバスで行く方法

旅行者には一般的 でも、国境で随分と待たされるらしい。

 陸路その②

タイ/カンボジア国境まで鉄道を使い、国境からはバスで移動する方法 

私達は、この方法でシェムリアップを目指す事にしました。  

 

バンコクの中心ファランポール駅からタイとカンボジアの国境の町(タイ側)アランヤプラテートまでの列車は1日2便。 

 

ファランポール駅 05:55発 → アランヤプラテート駅着 11:35着 

ファランポール駅 13:05発 → アランヤプラテート駅着 17:35着

 

よし!バンコク市内で1泊して、翌朝の列車に乗ろう。

と、計画を立て始めたのですが・・・ よくよく調べているうちに『タイ国鉄時刻表』

という有難いサイトを発見!下の地図はそのサイトから拝借。

 

 

 bangkokmap001.jpg

 

私の乗りたいアランヤプラテートへ向かう列車(緑のライン)は、バンコクの国際空港のすぐ近くを通るんですね!

って事は、バンコクに到着してわざわざバンコク市内に入る事なくアンコールワットを目指せるって事です。

 

私達のバンコク国際空港への到着予定時刻が10:40。

バンコクの国際空港から、アランヤプラテート行きの列車に乗れる鉄道駅まではエアポートレールリンクで1駅(ラートクラバン駅)。

ファランポール駅を13:05に出た列車は、13:42にラートクラバン駅に到着するはずなので、うまく行けば、タイに入国してその日のうちにカンボジアとの国境まで辿りつけるかもしれない。

もし、列車に間に合わなければ、この日はラートクラバン駅の近くで1泊しよう。

よし!これで行こう!!

 

 若干の不安はありましたが、この予定は順調に進み、タイに到着して3時間後にはアンコールワットを目指して列車に乗る事ができました。

 

 予定通りに列車には乗れたのですが・・・ 列車内はかなり混雑しています。

1時間くらい立ってたかしら?おお~、さすが南国タイ。暑いなぁ~。

 

 キップを買わずに、丁度ホームへ入ってきた列車に飛び乗ったので『無賃乗車』で捕らえられたらどうしよう・・って、ちょっと不安もあったんですけど、キップは車窓さんが売りに来てくれます。

1人 45バーツ(約113円 安っ!

 

 なんて懐かしさ溢れる列車だろう・・・。 これは、昭和60年代あたりの列車かしら??

天井では扇風機がまわるかな~り年季の入った列車です。

時折、バケツに水を入れて冷やした飲み物を売りに来る人や、竹の籠に果物やお菓子を入れて売りに来る人が通過します。

 

車窓からの景色を楽しみながら、乗客のローカルの皆さんとのふれあいもなんともホノボノと、列車での約5時間は退屈する事もなく過ぎて行きました。

この列車での旅は、なかなか楽しかったのですが、問題がひとつ。

「トイレ、どうするの??」 5時間列車に乗っていれば、トイレにも行きたくなることもあると思うんですけど・・・。

車両にあるトイレが、使えるような代物なのかどうか・・・ 私は運良く確認する事はなかったんですけど、多分、かなり衝撃的なのではないかと・・・

 

終点のアランヤプラテートの駅に到着した頃にはすっかり日も暮れて辺りは真っ暗。

この日はホテルの予約をしていないので、まずはホテルを探さなくてはいけません。

暗くなってはいましたが、とっても小さな街なので歩いて移動。

 

 駅前の小さな広場を出て、広い幹線道路の右方向に(列車が来た方角)にセブンイレブンが輝いています。

おお~、タイにもあるのか!セブンイレブン

このセブンイレブンをひとまず目指して5分程歩きます。

このセブンイレブンの周りに、数件のホテルがあり、私達は、たまたま見つけた安宿に1泊する事に・・・

なんて名前のホテルだったのか、実ははっきり分りません。

記録を無くしてしまったので

確か「Aran Home sweet hotel」とか「Aran Sweet home hotel」とか、そんな名前でした。

 1泊ツイン1室380バーツ。

広いバスの発着所の正面にドーンと建っています。

安ホテルにしては、新しく綺麗で清潔な方ではないかな??

フロントは、ほとんど英語は通じない上にとっても無愛想です。

1階にインターネットカフェ(?)みたいなものがあって、PCが有料で使えます。

本当に小さな町なので、ホテルにしろレストランにしろ選択肢は非常に少ないので、まぁ、贅沢は言えません。

1泊だけなら十分合格点だと思います。

         アラン ホテル アラン バスルーム

 この日の夕食は、セブンイレブンの前の通りを鉄道の線路に向かって歩き、線路を越えて50m程、右側にある食堂に入りました。

何が食べられるのか、それさえも分らず・・・。

ただ、現地の人が結構入っていたので入ってみた食堂は、タイスキ(?)タイシャブ(?)屋さんでした。

わけも分らず175バーツ(約436円)のセットを注文(2人前だと思う)。 

              タイ すき

 魚貝類とお肉と野菜が出てきて、それを炭の上の鍋の上で焼いて、野菜はスープの中でしゃぶしゃぶみたいにして甘辛いソースをつけて食べます。

???バーベキューとしゃぶしゃぶがセットになったような感じ。

ぜんっぜん説明になってないですね。

だけど、このお料理、メチャメチャ美味しかったです~!

今回の旅行中NO1!美味しかった!!

お肉が鶏肉、ブタ肉、レバー、数種類出て来るんですけど・・・

『オイスィィーヽ(゚◇゚ )ノ』

ぶた肉ってこんなに美味しいものだったっけ?!?!

 

 

アランヤプラテートに行かれる方(そうそういないと思いますけど)、ここの食堂、

(名前さえ分りませんが)絶対お勧めですっ!

 

翌日は国境を越えま~す

 

≪追記≫2013年11月

アランヤプラテートのホテルがBooking.comのサイトからも予約可能になりました。

まだ、登録ホテル数は多くはないですが、アランヤプラテートの駅に到着して1泊するなら、この「The VELO'S Hotel 」は、徒歩5分位で例のセブンイレブンの近く。

 

もう1軒は、国境にとっても近い新しいホテル。

Border hotel」ツイン1室16€~

アランヤプラテートの町からは離れていますが、カンボジア国境へは歩いて行ける距離なので、国境越えにはとっても便利。

「Border hotel」の方は、ソンテウ(トラックを改造した様なバス)が走っている時間帯なら、駅前から国境行きに乗れば問題なく到着できます。

 

 

国境を越えてカンボジア側に入ると、治安も悪くなるのでタイ側で1泊するならこのふたつのホテルは悪くないと思います。

トゥクトゥクドライバーは、かなり強気でふっかけて来るのでご注意を。

 

バンコクから陸路でアンコールワットを目指せ!!」【後編】』につづく