スリン島でシュノーケリング三昧
いよいよ、私がとっても楽しみにしていたスリン島でのシュノーケリングです。
シュノーケリングのポイントへ連れて行ってくれるボートは、午前と午後に1便づつ。
1回のツアーで2箇所のポイントに連れて行ってくれます。
1人1便100バーツ。
シュノーケリングツアーのボート↑
スリン諸島には、シュノーケリングポイントが10箇所くらいあって、その日の天候などを考慮して行くポイントが変わります。
私達の滞在中(11月22日~11月26日)は、少し天候が不安定でお天気も快晴の日は2日間だけ。
波が高すぎてシュノーケリングボートがキャンセルになる日もありました。
こんな天候だったので、行けるポイントは近場に限られてしまい、結局行けたのは5ポイントくらい。
スリン島の珊瑚礁と色とりどりの魚については、「お花畑の様だった♪」とか、「こんな海初めて観た!」とか、「サメや海亀も見れる」とか、とにかく大絶賛のコメントを読んでいたので私達もどんな海なのかワクワクドキドキめちゃめちゃ期待してやって来たわけです。
この日の為に、水中で撮影できる新しいデジカメも購入!(そしてバンコクで失くした)
ボートに乗って、スリン島での初シュノーケリングのポイントに到着♪ 胸を高鳴らせてドブーン♪
水の透明度は・・・どうだろう・・・11~15mくらいかな??
驚くほど高いと言うわけでもない。
おおおおおおっ!!!!!! なんてことだっ!!! 珊瑚礁が・・・ほとんど全滅してるっ・・・・
あらららららら?????
・・・・ こ、こ、こ、これはどういう事なんだろうっ?!?!!?と、驚くやらがっかりするやら・・・夢にまで見た珊瑚礁のお花畑は・・・どこに消えてしまったの・・・??。
島の中には、スリン島の珊瑚礁保護活動を紹介した写真を掲示している場所があり、
「近年の地球温暖化の影響でスリン島の珊瑚礁もダメージを受けている」って説明がありましたけど、ここまでダメージを受けているとは驚きです。
数年前の大きな津波の影響もあったのかもしれないですね。
一番初めに連れて行かれたポイントの状況があまりにショッキングで、すっかりテンションが下がってしまった私達2人。
それでも、何箇所かポイントを周っているとまだまだ美しい珊瑚礁が残っている所もあります。
場所によって珊瑚礁のコンディションも随分差があるようですね。
魚の種類や数は、噂通りかなり多いように感じました。
わざわざ遠くに移動しなくても、ボートでのツアーの合間に、スリン島の船着場の左手方向を沖に向かって泳ぐと所々綺麗な珊瑚礁を見る事ができ、ライオンフィッシュや可愛いクマノミ達にも会えます。
写真はネットから拝借したライオンフィッシュ↑
こちらも拝借したクマノミ↑
それにしても、シュノーケリング中(場所によって)やけにチクチクするな・・・。
泳ぎながら目の前をよーく見てみると・・・小さなクラゲがたっくさんっ!!
そうそう、旅行出発前にタイの事を調べていたFabcinoさんが「クラゲが危険なんだって!
大きなクラゲが出るんだって!ボク、シュノーケリング用のウェットスーツを買うよ!」ってビビってましたもんね。
注)大きな毒を持ったクラゲは、タイに限らず色んな所にいます。
「クラゲに刺されたら酢をかけるんだって!酢、持って行く??」って聞かれてもね~。
お酢くらいタイでも売ってるんじゃないの?って却下しましたけど。
幸い、私達が刺されたのは、小さな小さな赤ちゃんクラゲ達でした。
(刺された時だけチクチク痛い)
スリン諸島での滞在中は、毎日ボートでポイントに出て、一日中シュノーケリング三昧の楽しい時間を過ごしました。
お陰さまで、私もFabcinoさんも日頃のゆるんだ体型が少しばかり引き締まって、陽にもたっぷり焼けて若干ワイルドに変身。
スリン諸島はのんびり自然を満喫できて、人も親切だしとっても良い所でしたけどね。
久しぶりのキャンプも楽しかったし。
だけど、期待しすぎちゃったかな~・・・って言うのが正直な感想です。
今まで私がダイビングやシュノーケリングをした海では、エジプトの紅海、オーストラリアのグレートバリアリーフ、沖縄(慶良間)の珊瑚の美しさが格別だったなぁ・・・。
今、同じ所に行っても昔のように美しい珊瑚礁は(地球温暖化の影響で)見られないのかな・・・と、ちょっと心配になりますね・・・。
もう少し、天候の良い時期だったら他の綺麗なポイントも見れたかもしれないんですけど、なんせ、波が荒くて船が転覆してしまいそうなくらい激しく揺れるんです。
スリン島を満喫するには、雨期が明けたばかりの11月は、まだ、時期が早すぎたのかな?
そんな訳で、5日間タイのスリン諸島の海を楽しんで、次は、バリ島へ移動です。
スリン島-プーケット経由-バリ島 につづく