南イタリアの町③『ポリニャーノ・ア・マーレ』
次に車を走らせてやって来たのは『ポリニャーノ・ア・マーレ』の町。
予定になかったトラー二の町に立ち寄ったので、夕暮れ時になってしまいました。
この町で一目みておきたかったのが、『Grotta Palazzase』と言う名前の洞窟レストラン。
絶景レストランとして、雑誌なんかでも紹介されているんです。
ミーハーですからね、こういう場所は押さえておかないと!
下調べによると、コぺルト(テーブル・チャージみたいなもの)だけでも1人10€!高っ!
なので、もちろん食事する気は無いんだけど、外からその洞窟を見てみたい!
でもね、冬季改装工事中でした・・・。そっか~・・・。
なので、写真さえ撮れませんでした。あらららら・・・。
5月~10月までしか営業してないんですって。
この↑辺りが洞窟レストラン。
営業中の写真↓はネットから拝借。
素敵なレストラン~♪でも、お料理も高くて雰囲気だけって辛口の評判もチラホラ・・・。
では、この町の旧市街を散策します。
橋の上から見るこの景色がこの町のシンボル?みたいなんだけど、既に暗くて写真が美しく撮れない・・・。夏はこの入り江の小さなビーチで泳げるみたいです。
旧市街の中に入ります🎵
小さな旧市街は、イタリアの町の美しさが堪能できてなかなか素敵。
良い感じに古びていて味がありますね。
この町出身でイタリア人に今も大変な人気なのがこの方↓
美しい海を臨む広場に銅像が立ってます。
イタリアを代表する歌手のDomenico Modugno 。
名前は知らなくても、「ボッラーレ ウォウォ!カンターレ ウォウォウォウォ🎵」って曲は知っている人も多いのでは。
昔、キリン「端麗」のコマーシャルで使われていた「ヴォラーレ」って曲です。
CMではジプシー・キングスがカバーしていた曲が使われていましたが、オリジナルはイタリア人歌手のドメニコ・モドゥーニョ(この銅像のお方)が歌っていた「Nel Blu Dipinto Di Blu」って曲なんです。
今回の旅行中車の中で何回聞いたことか・・・。
この「ポリニャーノ・ア・マーレ」の町は、宇多田ヒカルちゃんがイタリア人の旦那さんと挙式をした町としてちょっと話題になったんですよ。
ヒカルちゃんが挙式した教会には私達行ってないんだけど、ご主人のご両親がかつて挙式した同じ教会だったそうです。
余談ですが、厳しいカトリックの国イタリアでは信者でなければ基本挙式はできません。
ちゃんと住む町で教区も決まっていて「この教会が素敵だからココで!」なんて事はできないんです。
カトリック信者として教会の結婚前の講習会みたいなモノにも何度か出席して、やっと挙式できるんです。
信者ではない私の様な人達は市役所で市長さんに挙式してもらいます。
この町で宿泊するなら、駅から200m位の『La perla drl mare di Polignano』が分かり易くて便利。シンプルでお手頃料金。
旧市街の美しい景観と海の美しさが楽しめるB&Bは『マル ベッド & ブレックファースト 』。
旧市街地の中での宿泊なら『アンティコ モンド 』。
ポリニャーノ・ア・マーレの地図↓
海の青さが大変美しい町らしいので、夏にもう一度訪れたい素敵な町でした。
【ポリニャーノ・ア・マーレへの行き方】
バーリから列車で30分程。
駅から観光の中心の旧市街地へは1km弱の距離。
もう、すっかり日も暮れたので最終目的地ガリポリに向かいます。
チェック・イン時間に間に合う様に急げっ!
『ガリポリの町』につづく